[トランプ] ドッペルコップを遊びました

トランプを使った4人用のトリックテイキング、ドッペルコップを初めてプレイしました。
ドイツでは、スカートに次いでポピュラーなカードゲームということですが、スカート同様、トリックテイキングに慣れていないとかなりハードルが高いです。

しかし、理解できればトリックテイキング好きには間違いなく最高のゲームです。
ちょっと衝撃的な面白さでした。

ドッペルコップについて

通常のトランプゲーム紹介ならば、記事を読めば遊べるくらい詳細にルールを書くところですが、ドッペルコップのルール量はかなり多いので、いずれ何度かに分けて書いていきます。

今回は、どんなゲームなのかざっと説明します。

使用するトランプは、2~8を除いた24枚の2セットです。
6枚(9、10、J、Q、K、A)×4スート×2セットで、合計48枚のカードを使います。

カードランクの強さは、

A 10 K Q J 9

というドイツ系トリックテイキングではお馴染みの順番です。

ただし、ドッペルコップでは、すべてのQとJは切り札となり、なおかつ♡10はもっとも強い切り札となります。また、通常ゲームではダイヤも切り札です。

つまり、48枚中26枚が切り札となります。
この辺でもう、まともなゲームじゃない感じがしますね(笑)

各自にカードを配り、トリックを始める前に、ビッドがあります。
ビッドといってもスカートのように数字をビッドするわけではなく、どのような種類のゲームをするのかを選択するだけです。

ゲームの種類は、普通のゲームマリッジアルムートソロの4種類があります。

ディーラーの左隣から順に普通のゲームをしたいならば「パス」、それ以外のゲームを希望するならば「保留します」と言っていきます。

「保留します」と言ったプレイヤーが2人以上いた場合、ディーラーの左隣からソロを希望するかどうかを聞いていきます。ソロは優先度がもっとも高く、もし先にソロを希望する人がいれば、その人のソロが決定します。

ソロがいなければ同様の手順を、アルムート、マリッジの順番で行います。

ゲームの種類

普通のゲーム

♣Qを持った2人のプレイヤーがペアとなり、攻撃側として他2人と戦います。
ちなみに誰がペアなのかは、♣Qがプレイされるか、後述する宣言があるまで明らかになりません。

もし♣Qを1人で2枚持っていた場合は、そのプレイヤーが他3人と戦います。
これをサイレントソロと呼び、自分がソロであることを明かす必要はありません。

マリッジ

♣Qを2枚配られたプレイヤーのみが選択できます。
そのプレイヤー以外で最初にトリックを取ったプレイヤーがパートナーとなります。

もし♣Qを持っているプレイヤーが最初の3トリックを取った場合、パートナーなしで1対3で戦うことになります。

アルムート

切り札が3枚以下しか配られなかったプレイヤーのみが選択できます。
トリックが始まる前に左隣のプレイヤーに交換を申し込みます。交換するカードは持っているすべての切り札を含めた3枚です。もし断られたら、さらに左隣、それでも断られたらさらに左に申し込みます。

全員に断られた場合、配り直しとなり、ディーラーは次のプレイヤーに変わります。

ソロ

ソロを選択した場合、1対3での戦いになります。

ソロで選ぶことができるゲームは、クイーンソロ、ジャックソロ、スートソロ、ノートランプの4種類です。

ゲームの開始

ディーラーの左隣のプレイヤーからリードします。

トリックテイキング自体は、通常のマストフォローと変わりません。
リードされたスートがあれば必ずそれを出し、なければ何を出してもいいです。
そのとき切り札があれば、そちらが勝ちます。
同じカードが出た場合は、先に出たカードが勝ちます。

宣言

プレイ前、またはプレイ中に宣言をすることができます。
宣言をすることで勝った方のチームの得点がアップします。

宣言には、レー、コントラ、90、60、30、シュワルツがあります。

レーは攻撃側、コントラは防御側しか宣言できないので、この宣言をすることで自分がどちらの陣営かを知らせることができます。

得点

トリックが終わったならば獲得したカードの点数を合計します。
カードの点数は、Aが11、10が10、Kが4、Qが3、Jが2、9が0です。

合計で121点以上取っていたならば、攻撃側のプレイヤーチームの勝ちです。

勝った場合は、宣言などを含めた得点を獲得します。
負けた方は、勝ったチームのプラス点だけマイナスになります。
例)勝ったチームが3点を獲得したならば、負けたチームはそれぞれマイナス3点です。

ボーナス得点

ゲームの勝敗に関わらず、以下の条件を満たすことで得点がつきます。

フォックス

相手チームが出した♢Aを取った場合、1点が入ります。
味方の♢Aや自分の♢Aの場合、得点はありません。

チャーリー

最後のトリックを♣Jで勝つと、1点が入ります。
逆に最後のトリックで♣Jを取られてしまうと相手チームに1点が入ります。

ドッペルコップ

1つのトリックで出されたカードがAと10だけの場合、トリックに勝ったチームに1点が入ります。

これを規定のディール数を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
(トーナメントルールでは24ディールです)

ドッペルコップを遊んだ感想

今回は全員が初プレイで、16ディール行いました。
かかった時間は説明込みで4時間半弱です。

よくぞここまでと感心するほどいろいろな要素が入っており、トリックテイキングの楽しさを存分に感じることができます。

ルール説明の段階では、ルールの多さと複雑さに「こんなの本当にできるのか?」と不安でしたが、何ディールかやっていくうちに、意外とすんなりできるようになりました。もちろんこれはスカートなどのトリックテイキング経験があることも大きいと思います。

やはり何といっても最初に戸惑うのは切り札の多さです。
リードが♣のときに、うっかり♣Jや♣Dを出してしまうシーンが何度かありました。それから♡10も他のゲームにはない役割なのでミスしがちです。

また、10がKよりも強いというのも通常のトランプと異なるので間違えがちです。

ドッペルコップの楽しさの1つとして、誰が味方なのか分からないままゲームが進行していくという点があります。通常ゲームの場合、♣Qが出るまでは、自分の味方が誰なのか分かりません。

また♣Qが1枚の段階では、パートナーは「あの人が味方か」と分かっても、出した本人は誰が味方なのか分かりません。そこで相手に味方であることが伝わるようなカードを出したり、逆に味方のフリをしてカードを出して惑わせたりします。この辺り正体隠匿系の楽しさがありますね。

そして、ソロの存在も醍醐味の1つです。
ソロの場合、獲得できる得点が3倍になるので、それで勝てば一気に逆転することも可能です。ただし、失点も3倍なので、かなりのリスクを伴います。

今回16ディールやって感じたのは、もっと積極的に宣言をしてもいいのかなという点です。

今回はよほど自信がない手札だと宣言しなかったため、勝っても1点しか入らないことがありました。(勝っても0点ということもありました)ちなみに宣言がいろいろ決まると8点くらい入ったりします。

何年か前にドッペルコップ専用のトランプを買ったのですが、今回初めて使うことができました。
非常に面白いゲームなので、少しでも分かりやすくなるようなリファレンスを作る予定です。
また、読めば遊べるような記事も何度かに分けて書いていきたいと思います。

ちなみにドッペルコップのルールは、トランプゲーム大全に掲載されています。

 

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