[マンガ] ニーチェ先生/ハシモト・松駒(メディアファクトリー)

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~」は、もともとはTwitter上で公開されていたマンガです。Twitterでの評判が良く書籍化され、現在(2015年06月)単行本が3巻まで刊行されています。

ニーチェ先生について

就職浪人をしながら深夜のコンビニで働く松駒の元に新人がやってきました。
それが、仁井智慧(にいともはる)、通称ニーチェ先生です。

「お客様は神様だろ」という言葉に対し「神は死んだ」と返す仁井に対し、松駒は衝撃を受けます。仁井の言動に松駒は焦りながらも、仲間と共に何とか深夜のバイトをこなしていきます。

他の登場人物として、松駒の先輩にあたる「宝くじ先輩」こと渡利さん、変なものを大量に発注したがるオーナーなど、個性豊かな人たちがさまざまな騒動を繰り返します。

これがニーチェ?

3巻まで読んでみた感想は「ニーチェ全然関係ないな」です。

主人公は松駒で、彼がニーチェ先生に振り回されるのが話の主軸です。
ジャンル的にはギャグマンガで、1ページ完結のネタが続きます。

ニーチェといえば、「神は死んだ」でお馴染みのドイツの哲学者です。
哲学に興味がない人でも、名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

ニーチェのキーワードとして「超人」「ルサンチマン」「永劫回帰」などがありますが、それらはマンガには登場しません。というか、仁井智慧の音読みがニーチェになるだけで、性格などにもニーチェらしさは感じられません。

むしろ仁井は仏教的な要素が強いです。
そういったバンドを組んでいますし、いずれはそういった職につきたいというエピソードもでてきます。

ニーチェは仏教を敬愛していたと言われているので、そこからとったのでしょうか。

ニーチェ先生を読んでの感想

一言でいえば、ニーチェ先生は非常に独善的です。

自分が忙しくなるくらいならば客なんて来なくていいと考えていますし、気にくわない相手には容赦なく制裁を加えます。また、自分の将来のために松駒たちを確保しておこうというシーンもあります。

……これって全然、さとり世代じゃなくない?

タイトルにある「ニーチェ」、サブタイトルにある「さとり世代」と、どちらもマンガとは関係ないのでは?

ただのギャグマンガとして読めば、そこそこ面白いです。

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