[ボードゲーム] Twelve Heroes を初プレイした感想

Twelve Heroes(トゥエルブ・ヒーローズ)はプロダクトアーツから発売された2人用のカードゲームです。3箇所の土地にお互いにカードを置いていき支配力を競います。カードのイラストはドミニオンやマジック・ザ・ギャザリングなども手がけているTomasz Jedruszekさんです。

Twelve Heroes(トゥエルブ・ヒーローズ)について

トゥエルブ・ヒーローズでは、お互いに12枚のデッキを持ち寄って対戦します。1箱の中には18種類が2枚ずつの36枚のカードが入っており、そこから12枚を選び、デッキとします。36枚あるので、その中からお互いに選んでもいいですし、複数個あればさらに自由にデッキを組むことができます。

ゲームは4つのフェイズに分かれています。

  1. 支配フェイズ
  2. 維持フェイズ
  3. 収入フェイズ
  4. 軍事フェイズ

これを上から順番に行い、先に7VP獲得した方の勝利です。

支配フェイズ

3つある土地を左から順番にチェックしていきます。どちらの兵力が高いかを比較し、相手を上回っていれば支配マーカーを置きます。支配マーカーがすべて置かれた状態で相手の兵力を上回っていればその土地を獲得することができます。

維持フェイズ

土地に派遣されたユニットに食糧を供給します。食糧が供給されなかったユニットは破棄されます。

収入フェイズ

共通のストックから2食糧を取り、山札からカードを1枚引きます。

軍事フェイズ

召集、派遣、移動、調達を任意の順番で3回行います。

実際にやってみたこと

最初は推奨デッキを使いプレイしてみました。(お互いに1箱ずつ所有しています)
カードを捨てて1追加アクションのルールは採用していません。

ルール自体はさほど複雑ではなく、TCGなどの経験があればスムーズに遊べると思います。テキスト効果も一目見て分かるものがほとんどです。

トゥエルブ・ヒーローズにおいて食糧は召集するためのコストであり、ユニットを維持するためのコストでもあるため、これをいかに上手く運用するかがゲームのカギとなります。ユニットを土地に派遣する際には食糧を持たせるのですが、持たせすぎてもムダになりますし、足りなければ支配する前にユニットがなくなってしまいます。さらに持たせれば持たせるほど、召集コストが減るため、高コストのユニットが召集できなくなってしまいます。

推奨デッキでどんなゲームなのかを把握し、次はそれぞれで12枚のデッキを組んでみました。

まず考えたのは、一般的なTCGでもよくある低コストのユニットをたくさん召集し、一気に勝負を決めるデッキです。カード構成をコスト2以下でそろえ速攻勝負を狙いました。

しかしこのデッキ、やってみると失敗ということが分かります。

原因はドロー枚数です。たとえばすぐにユニットを召集しまくったとしても次のドローは1枚なので、以降は1ユニット召集して終わりになります。ドローを強化する方法も考えましたが「破棄時:1枚ドロー」の鉄巨人しかおらず、どう考えても手札が足りません。また土地1箇所に対し、1ターン1ユニットしか派遣できないため、コストが低いユニットで速やかに圧倒するというのは不可能です。

以降のターンは1ドローして低コストのものを1ユニット召集するしかできなくなるため、ただただ食糧があまる展開になり、どうにもなりません。

そこで今度はコストがもっとも高いドラゴンやそれに続くベヒモスを入れて、増えた食糧を上手く活用するデッキにしてみました。序盤から中盤までは0コストや1コストでチクチクと攻め、食糧が溜まったら一気に高コストのユニットを召集し、勝負を決めます。

これがなかなか上手く行き、見事に勝つことができました。

といってもここまで来るのに4戦かかり、結果は1勝3敗と大差で負けました。

1人1箱あるといいかも

デッキを組むことを考えると、1人1箱あった方がいいかなという印象です。
デッキにおけるカード枚数制限はないので、同じカードを12枚入れることも可能です。そうすると6箱必要ですが、さすがにそんな極端なデッキでは勝てないでしょう。

ユニットを大量に召集して一気に攻めるという展開がほぼ不可能なので、常にジリジリとした展開になります。Twitterでの感想では1戦1時間かかったというツイートも見られましたが、自分たちはだいたい1戦20分くらいで終わっていました。ちなみに箱に記載されているプレイ時間も20分なので、だいたいゲームデザイナーの想定通りの展開だったと思います。

派手な展開にはなりづらいですが、相手の手を考えつつ、自分なりの戦略を考えるのが好きな人にオススメのゲームです。

アート・オブ・ウォーのときもそうでしたが、カードをスリーブに入れても、しっかり箱に入るようになっている設計はスリーブ派としてはうれしいですね。

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