[書評] 脳の強化書/加藤俊徳

最近メディアに取り上げられたり、新聞広告などで目にするので、気になって読んでみた本です。
奥付を見ると、2010年の本なんですね。

脳番地は8つの種類に分けられる

脳は、場所によって機能が異なります。
この本では、120に分けられるとされており、その分け方を脳番地と表現しています。

さらにこれを機能別に分けていくと、次の8系統に分類されます。

①思考系脳番地
②感情系脳番地
③伝達系脳番地
④理解系脳番地
⑤運動系脳番地
⑥聴覚系脳番地
⑦視覚系脳番地
⑧記憶系脳番地

また、これらは、いずれも左脳から右脳の両方にまたがっています。

脳トレブーム

一昔前、脳トレブームがありました。

音読をしたり、簡単な計算を繰り返すことで、脳が鍛えられるというものです。
みなさんの中にもやってみたことがある人は多いのではないでしょうか。

しかし、あのようなトレーニングは、一極集中のものなので、それに関する能力は上がるかもしれませんが、脳全体の機能が上がるというものではありません。
とにかく、いずれかの脳トレをすれば、すべての「脳力」があがるわけではないのです。

それぞれにあったトレーニング

この本では、それぞれの脳番地にあったトレーニング方法が66個も紹介されています。

たとえば、「最近妙に怒りっぽくなったなぁ」と感じたら、感情系脳番地のトレーニングを。
「ちょっと物忘れがひどいかも」と感じたら、記憶系脳番地のトレーニングを。
優柔不断になりがちと思ったら、思考系脳番地のトレーニングを。

というふうに、それぞれの目的にあったトレーニングを選ぶことができます。

どれも特殊な動作ではなく、日常にすぐにでも取り入れられるようなシンプルなものです。
いきなり全部のトレーニングをするのは大変でしょうから、まずは気になったものをいくつか始めてみるのがいいでしょう。

自分が気になったトレーニング

66個のトレーニングの中で、自分がとりあえずやってみようかなと思ったのは、

感情系脳番地の「大好きなもの」を10日間断つというトレーニングです。

このトレーニングの目的は、今まで無条件で得られていたものを断つことで、感情系脳番地にちょっとした負荷を与えることにあります。
これにより、脳への刺激がいつもと変わるため、どのような感情の変化があるのかを観察します。

好きな食べ物というのは、特に考えもせずに頻繁に食べてしまい、いわば思考停止の状態にあります。
「楽しい感情」を意図的に制御することで、果たして自分にどのような変化が表れるのでしょうか。

他にもいくつか試してみたいものがあったので、やってみたいと思います。

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