[映画] リミット

160131

トラックドライバーのポールは目が覚めると、自分が閉じ込められていることに気がつきます。どうやらそこは木の棺の中で、なおかつ土中に埋められているようです。なぜ自分がこんな目に遭っているかも分からないままポールは脱出を試みます。

リミットについて

ワン・シチュエーション・スリラーなのですが、驚くべきことに終始、棺の中だけで物語が展開していきます。そのため、登場人物は主人公のポールだけです。携帯電話が登場するので何人かの声が出るくらいで一貫してひとりだけで話が進みます。

序盤、何分かはずっと真っ暗なままなので、思わず再生機器の不調を疑いました。

手元に残された携帯電話を使い、いろいろなところに救出を求めるポールですが、なかなか上手くいきません。なおかつ、棺の中にもトラブルが訪れます。

果たしてポールは土の中から脱出することができるのでしょうか。

ネタバレと感想

まさか一切場面転換がないまま終わるとは思わなかったです。

ワン・シチュエーション・スリラーでも別な登場人物に視点が移ったり、回想シーンがあったりと場面が変わるものですが、この映画は徹底して棺の中だけです。しかも、途中真っ暗になったりと最初から最後まで薄暗いです。

かといってシナリオが凝っているのかというと、そういうわけでもなく、ポールが人質として捕らえられ、結局そのまま埋まって死ぬだけです。ひねりも何もありません。途中でさまざまな電話番号を壁にメモるシーンがあるので、それが何かしら関係してくるのかと思いきや、本当にただの電話番号なだけでした。(一応人物名は多少の伏線になっています)

終盤、ポールの元に助けが来て、解放されるシーンがあります。

これは幻覚なのですが、もうこの時点で「こいつ助からないな」というのが分かります。本当に助かるのだとしたら、わざわざそういう幻覚を出す必要がありません。

「実は人質というのは嘘で隠された理由があった」というオチがあればまだしも、最後まで観てもそのまんまの内容です。しかも、相手はポールについてかなり綿密に調べており、さまざまな情報を持っています。しかし、特に金持ちでもないトラックドライバーのポールを人質として選んだ意味も分かりません。

アイディアとしてはアリなのかもしれませんが、個人的には退屈な映画でした。

原題は BURIED (埋められた)で、確かにそのままのタイトルですね。

 

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