[マンガ] ちはやふる

第2回マンガ大賞2009、このマンガがすごい!オンナ編1位、第35回講談社漫画賞少女部門をとった世間でも評判が高い作品です。
タイトルは知っていたものの、少女漫画ということで何となく手が伸びずにいたのですが、kindleで1巻が無料だったので読んでみました。

結果として、23巻までを3週間ほどで一気に読むことになりました。
少女漫画だからといって、敬遠するのはもったいない作品です。

テーマは、かるた

テーマとなっているのは、競技かるた、いわゆる百人一首です。

主人公の綾瀬千早は、小学生のときに、転校生の綿谷新から百人一首について教わります。
何の取り柄もないと思っていた自分が、かるたに向いているとわかった千早は、どんどんかるたの世界にのめりこんでいきます。
それに巻き込まれる形で、千早の同級生である真島太一も、かるたをやり始めます。

そして、新が再び転校してしまいます。

高校生になった千早は何とかかるた部を作ろうと学校を奔走します。

呉服屋の娘で古典が好きな、大江奏。
小学校時代に千早と対戦したことがある、西田優征。
勉強一筋でいつも太一に負けて2位だった、駒野勉。

さらには初めは乗り気でなかった真島太一を加え、何とか瑞沢高校にかるた部を立ち上げます。

いろいろな壁を乗り越えながら、5人のかるた部は、メキメキと力をつけていきます。

恋愛というよりスポーツ、またはバトル

もちろんまったく恋愛要素ないわけではありません。
しかしあくまで主体は、かるたにあります。

ライバル高校の生徒たち。
高校生ながら史上最年少でクイーンになった、若宮詩暢。
かるたを始めて3年で名人になった、周防久志。

ひとくせも、ふたくせもあるキャラクターが多く、いろいろな組み合わせでの対戦もあり、展開も多様です。

徐々に登場人物たちが強くなっていく様子は、スポーツものや、バトルものに通じるものがあります。

また、バトルものにありがちな強さのインフレがないのも興味深いです。

多くのバトルものはメインキャラクターがどんどん強くなっていくため、かつてのライバルたちはまったく歯が立たなくなってしまいます。
そのため、ただのかませ犬として登場することも少なくありません。

このマンガでは序盤の方に出てきた強いキャラクターは、そのまま強い人として存在します。
(北央学園かるた部前主将の須藤暁人が分かりやすい例)

圧倒的に強いキャラクターでも負けることがあるというのも面白いです。
(周防だけは例外)

高校生以外の大会もあるため、高校を卒業したキャラクターが登場し続けるというのも、他にはあまり見られない特徴です。

続々登場する魅力的なライバル。
高校生らしい青春。
強くなっていくキャラクターたち。

このような要素が好きな人ならば、必ず楽しめるはずです。

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