[ボードゲーム] 2014年期待のボードゲーム「カヴェルナ」をプレイ

2014年期待の新作ボードゲーム「Caverna(カヴェルナ、カベルナ)」をプレイしました。

わたしが最も好きなボードゲームであるアグリコラの第二弾ともいえる作品で、期待値はかなり高かったのですが、その期待を裏切らない面白さでした。
日本語版が発売されれば、間違いなく購入します。

アグリコラの作者であるウヴェ・ローゼンヴェルグのいわゆる収穫三部作「アグリコラ」「ル・アーブル」「落葉の門にて」や「アグリコラ:牧場の動物たち」「祈り、働け」はすべて所有しており、何度か遊んでいるのですが、個人的にはやはりアグリコラが頭一つ抜けている印象です。

カードがたくさんあるので、毎回違ったゲーム展開を見せ、非常にリプレイ性が高いことが特に気に入っている理由で、動物や野菜などのコマもかわいらしいこともポイントが高いです。

カヴェルナは、かなりアグリコラに近いゲームで、共通点も非常に多いです。
見た目もほぼアグリコラといっていいでしょう。

今回は4人プレイで、1ゲーム4時間ほどかかりました(インスト含めて)
建物の把握ができれば、もっと時間は短縮されるのではないでしょうか。

ゲーム展開はアグリコラとほぼ同じです。
家族コマ(今回はドワーフコマ)をひとりひとつずつ置き、そのアクションを繰り返し、全員が全コマを置くと、ラウンド終了です。
アグリコラでは全14ラウンドでしたが、カヴェルナは全12ラウンドです。
最後に各カテゴリーの得点を合計して、もっとも点数が多かった人が勝利となります。

大きな違い1 家畜を初めとした得点

家畜は「羊」「猪」「牛」のおなじみのメンバーに加え、「ロバ」が登場します。
また、草原で羊を飼うことができるようになる「犬」も登場しますが、こちらは家畜ではないので食べることができません。

アグリコラでは、それぞれ「○匹~○匹ならば、○点」という得点でしたが、カヴェルナでは頭数がそのまま点数になります。
そのため、家畜による点数の優劣はありません。
さらに最大で4点までという制限もなくなったので、「羊が10頭で10点」ということが可能になりました。

小麦が1つ0.5点、野菜は1つ1点となり、こちらも取れば取っただけ点数になります。
4点の制限は、すべてにおいてなくなったので、アグリコラより得点がとりやすくなりました。

家族コマは1人3点から、1人1点に減りました。
家族数による得点は、そこまで重視しなくてもいいかもしれません。

大きな違い2 ドワーフの探索

鉱石を使用し、武器を装備したドワーフが探索に出かけます。
探索は、アクションスペースに書いてある数字だけ、資源を取得したり、建物を建てたりという効果を得ることができます。
また、ドワーフにはレベルがあり、あがればあがるほど、行える選択肢が増えます。

原則として、アクションはレベルが低いコマから行う必要があるので、レベルが高くなってしまうと、自分の手番までに探索のアクションが埋まってしまう可能性が出てきます。

1度の探索で、複数の資源を取ることが可能になったので、家族コマが少なくても、多くのことが出来るようになりました。

大きな違い3 アクションの多様性

140113_2

ラウンドは12ラウンドに減りましたが、1つのアクションスペースで複数のことが可能になりました。

「野菜をとる そしたまたは 畑、平地タイルを置く」
「畑、平地タイルを置く そしてまたは 小麦、野菜を植える」

アグリコラでは、後半に出てくる強いアクションが最初から基本アクションとしてあります。

また、あらゆる資源に変換可能なルビーが登場します。
変換はアクションに含まれないので、ルビーを野菜に変えてから、まくということも可能です。
ルビーは野菜にも変換可能なので、いざというときの食料としても使えます。

アグリコラの場合、「かまど」や「調理場」がなければ、家畜を食料にすることはできませんでしたが、カヴェルナでは最初から食料に変えることが可能です。また、野菜や小麦も種類に応じた食料の量に変換できます。

このようにフリーアクションとして、いろいろなことが可能になったので、アグリコラほど食料がきついイメージはありません。
「ここで誰かに牛をとられたら物乞い確定」のようなシリアスなシーンはほとんどなくなったので、その辺りを「ユルい」と捉える人がいるかもしれません。

大きな違い4 カードがない

アグリコラの大きな特徴であった職業や小さな進歩などのカードがなくなりました。
その代わりに数十種類の施設タイルがあります。

全部説明していくと、かなりの時間がかかりそうだったので、今回はプレイ中に各自が見ておくというやり方をとりました。
そのため、まだ全然把握出来ていません。

施設はあらかじめすべてがオープンになっています。
そのため、毎回全施設を使うことになり、ランダム性はなくなりました。

これによりアグリコラほどの展開の多様性はなくなってしまったともいえます。

今回のプレイと感想

今回は手数重視にしようと考え、とりあえず食料を気にせずに、どんどん家族を増やすスタイルでプレイしました。
先に述べたようにルビーをある程度確保しておくと、食料はだいたい何とかなるもので、中盤キツいながらも、何とか畑を整え、安定した食料を確保し、最終的に6人まで家族を増やしました。(カヴェルナは6人目の家族コマが存在します。これは各プレイヤーにあるわけではなく、アグリコラでいう愛人やゲストのようなトークンです)

わたしとは対照的に、最後まで家族2人でプレイしていた方もいます。
こちらは、ドワーフのレベルを早々にマックスまであげて、1度の探索で、いろいろなアクションを行っていたので、むしろ家族3人の人よりも多くのアクションをしていたイメージがあります。

「家族6人で10点」や「武器を装備しているドワーフにつき3点」などの施設を建て、全スペースを埋めることができ、最終的に勝利することができました。

ちなみに得点は、

1位85点 2位81点 3位76点 4位74点

と、それほど大きな差は開きませんでした。
あそこまで盤面が違っていて、ほとんど差がつかないというのは少し驚きでした。

140113_3

 

▲最終的な盤面です。

アグリコラに比べると、盤面にかなり個性が出るようになりました。
もうひとりのプレイヤーは施設の効果により、ほとんどのタイルがボードがからはみ出していました(笑)

カードがなくなったことにより、戦略性が減るかと思われましたが、決してそんなことはなく、むしろ打てる手が増えた分、考えることが非常に多くなった印象です。

まだアグリコラを遊んだことがない、または、ほとんどプレイしたことがないという人には、こちらの方がオススメかもしれません。

とりあえず、今年中に日本語版が出ると思うので、それを期待して待つとしましょう。
果たして、値段はいくらになるやら。

⇒駿河屋で「カヴェルナ」をチェック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)