[映画] 扉は閉ざされたまま

150704

huluでいろいろ探していると、見覚えがあるタイトルがあり「お、実写化されていたのか」と知り、早速見てみることに。
原作は石持浅海の小説です。(huluについてはこちらの記事をご参照までに:hulu でウォーキング・デッドを観ています

原作「扉は閉ざされたまま」について

「このミステリーがすごい!」にランクインしたので、ミステリー好きの人だとご存じの方も多いと思います。小説の発売は2005年です。

大学の仲間である7人が、同窓会を開くために別荘に集まります。

その中の1人、伏見亮輔は同じく参加者の1人である新山を殺害します。
彼にはとある理由があり、前々から彼の殺害の計画を立てていました。

密室による完全犯罪かと思われたのですが、伏見の予想外のゲストである碓氷が、その状況に疑問を抱きます。碓氷は推理を展開していき、伏見の犯行を徐々に暴いていきます。

「扉は閉ざされたまま」の魅力

この小説の魅力は、なんといっても伏見と碓氷の頭脳戦にあります。

「天才」対「天才」といったやりとりで、デスノートでの、月とLのやり取りが好きだった人は間違いなくハマれると思います。用意周到で沈着冷静な伏見に対し、ふとした疑問から推理を展開する碓氷の攻防戦は息詰まるものがあります。

伏見にある理由から、新山を殺さなければならないと決意しているのですが、この動機に共感できるかどうかで好みが分かれるかもしれません。

実写化「扉は閉ざされたまま」


実写化は中村俊介、黒木メイサが主演です。

WOWOWので実写化なので、劇場映画ではありません。

感想を一言で言ってしまうとイマイチです。

原作の魅力が全然活かしきれていません。

醍醐味であった息詰まる攻防戦がなくなり、一方的に伏見が碓氷からやり込められていく感じです。演技としても動揺が明らかに分かり、原作で感じたような天才らしさが感じられませんでした。

原作が非常に面白かっただけに、残念です。

もともとトリックや仕掛けで驚かせるような話でもないので、伏見と碓氷のやり取りが希薄になってしまうと、全体的に味気ないものになってしまいます。

いきなりこちらから観るのはもったいないので、興味がある人にはぜひ原作の方を読んで欲しいですね。

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