[映画] コンフィデンス

前回(参照記事:[映画] ザ・ゲーム)に引き続き、Huluで映画を。
今回も、何の前情報もなしで、概要が面白そうなものを選んで観てみました。

あらすじ

仲間とともに詐欺師として活動するジェイクは、あるとき、いつものように大金を騙し取る。
しかし、その金は暗黒街の大物であるキングのものであった。

どうしようかと思案しているうちに、仲間のひとりがやられてしまう。

ジェイクは、状況を打破するために、キングと交渉する。

そして、ジェイクはいつもの仲間に新しい仲間を加え、再び大きな詐欺を働こうとする。
そこにさまざまな人々の思惑が交錯する。

感想

この前観た「ザ・ゲーム」は、知略を駆使した騙し合いという感じではなく、多少肩すかしの感じでしたが、この「コンフィデンス」は期待通りの展開でした。

詐欺師 対 大物 という構図があり、表面上では手を組みますが、本心ではお互いを信頼していません。
そのため、あらゆる手で相手を出し抜こうとします。

さらに、その構図に割り込むようにして、捜査官や別の大物が混じってきて、事態はより複雑になっていきます。

ストーリーも二転三転する感じで、なかなか楽しめます。
オチはそこまで「やられた!」と思うようなものでもありませんが、爽快感があり、気持ちのいい終わり方です。

また、物語の展開の仕方が独特です。

初めにクライマックスシーンをもってきて、そこから回想するというパターンなのですが、そこにコメントがはさまれます。

ジェイクがそのときにどう思ったか、どういう作戦をするのか、といったシーンでは、まるでジオラマのように人物が配置され、より詳しい解説がなされます。

昔のシーンと現在のシーンが交互に流されるパターンというのは多いですが、このようにかなり説明仕立てになるのは珍しいなと感じました。

※以降はネタバレ要素が含まれます。

 

この展開の仕方を観て、まず思いついたのが、かの名作の「スティング」です。
1973年というかなり昔の映画ですが、犯罪映画の傑作という呼び名が高い作品です。

「コンフィデンス」は「スティング」を現代風に、スタイリッシュにしたような印象を受けました。
そう感じさせたのは、核心のネタが類似しているからです。

どちらも詐欺師という点で共通していますし、詐欺師を執念深く追い詰める捜査官という配役も同じです。
そしてクライマックスとなる肝心の手口が同じです。

かといって、ストーリーは、ほとんど違いますし、スティングを観ていないならば十分に楽しめるはずです。
(もしスティングを観ていても、楽しめると思います。)

そこまで複雑に入り組んでいるストーリーでもないので、一度観れば「あー」と納得できるのではないでしょうか。
騙し合いの物語に興味がある人にお勧めです。
ただ、それ系の話を普段から観たり、読んだりしている人はそこまで驚かないかもしれません。

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