[映画] コンテイジョン

コンテイジョンはスティーブン・ソダーバーグ監督による、人類とウィルスとの戦いを描いた作品です。ウィルスの恐怖にパニックになる民衆ではなく、ウィルスと対峙する博士や研究者がメインになっています。

スティーブン・ソダーバーグ監督は以前紹介したサイド・エフェクトの監督でもあります。

[映画] サイド・エフェクト

2016.05.10

コンテイジョンについて

ウィルスの発症による死者がでますが、政府は混乱を恐れて公表を避け、何とか事態を収束させようとします。しかし、ワクチンもないウィルスに対し打つ手はなく、感染は世界中に広がっていきます。

映画は「発症から何日目」というテロップと共に、各地域の状況が淡々と描かれます。

ワクチンを作ろうとする人、何とか自分だけでも助かろうとする人、嘘の記事で名誉と利益を求めようとする人などなど、さまざまな人物の思惑が交錯しつつ、犠牲者はさらに拡大していきます。じわじわと人口が減り、世界は徐々におかしな方向へと向かいます。

派手なパニック映画、というよりはリアルさを求めた映画で、未知の恐怖に対する人類の様子を丁寧に描いた作品です。

ネタバレと感想

映画は感染2日目から始まります。この始まりが1日目ではないというところが大きなポイントです。

どこからウィルスの感染が始まったのかというのは劇中でも詳しく調べられますが、その発生源はオチで明らかになります。ただ、このオチはそこまでインパクトがあるものではなく、さほど驚きを覚えるものではありません。

見所はとにかく淡々と世界の様子が描かれているところです。途中で派手なイベントが起こる訳でもなく、ウィルスに対抗しようとする人々と恐怖によって暴動を始める民衆たちがクールに描かれています。

致死率が100%などではなく、20~30%というのもリアルです。

この映画を観ると、いかに普段わたしたちがさまざまな経路から感染する恐れがあるのかということが分かります。

原題はそのまま CONTAGION で「感染」「接触感染」という意味です。日本ではあまり馴染みがない単語かもしれません。

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