[ボードゲーム] Empires(エンパイアーズ)紹介

Empires(エンパイアーズ)は植民地時代のヨーロッパ強国として、人民からの支持を集めることを目指す2~10人用のゲームです。ゲーム中は他プレイヤーと自由に交渉ができ、資源だけにとどまらず、未来の約束までも交渉材料にすることができます。

Empires(エンパイアーズ)について

Empiresには11カ国が登場し、すべてが異なる能力を持っています。ちなみにこの能力の使用権も交渉材料に使えます。

セットアップ

プレイヤー人数+1枚の国家タイルをランダムで選び、どの国家を使うか選ぶところからゲームが始まります。

選ばれた国家タイルを並べ、各々が使いたい国家を秘密裏に選び、選択カードを裏向きで出します。全員がそろったら一斉に公開し、他にかぶっている人がいなければ、その国家を使うことができます。他の人とかぶってしまったら、その国家に暴動カード(終了時に-1点)が置かれ、先ほどと同じように選択カードで選んでいきます。

再びかぶってしまったら、さらに暴動カードが置かれます。これを繰り返し、全員の担当国を決めます。初期資源は国家ごとに異なります。もっとも低い数字の国家を選んだプレイヤーには、さらに外交トークンが与えられます。

他に今回使用される戦争タイルを並べ、ゲーム開始です。

ゲームの流れ

1ラウンドには3つのフェイズがあります。

  1. 発展フェイズ
  2. 市場フェイズ
  3. 戦争フェイズ

これを5ラウンド行うのですが、最終ラウンドは発展フェイズのみ行います。

発展フェイズ

各プレイヤーは施設を活性化し、債権の支払いを行ったり、贅沢品を消費したり、物資を生産します。

ゲーム中には3つの施設が登場します。

  • 銀行(債権とお金で構成)
  • 贅沢品(人民と物資で構成)
  • 産業(人民と領土で構成)

債権に支払うお金がないと暴動が起きます。贅沢品で物資を消費すると支持者カード(得点)が得られます。産業を活性化すると物資がもらえます。

市場フェイズ

物資を売却してお金を得ます。いくつ売るかは国家選択のときと同じように選択カードを使って行います。売られる総数によって価格が決まるため、みんなで大量に売ってしまうと最悪の場合、価値0で売ることになります。

戦争フェイズ

戦争タイルには物資や領土、人民、支持者などもらえるものが4つ書かれています。戦争タイルは人数分並んでおり、選択カードでもっとも多くのお金を支払った人から好きなタイルを選びます。同値の場合、どちらを優先するかは外交トークンを持っているプレイヤーが決めます。

これで1ラウンド終了です。

これを5ラウンド目の発展フェイズまで行い、(支持者カード-暴動カード)の値がもっとも多いプレイヤーの勝利です。

さて、みんな。どれが欲しい?

エンパイアーズのミープル150個も入っててなかなかインパクトある。 #boardgamejp

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戦争がテーマですが、直接攻撃などは一切なく、基本的に交渉と一斉投票でゲームが進行します。また、ゲーム中はみんなが同時に行動するので、個別のターンといった概念もありません。

交渉は、さまざまなところでなされ、たとえば戦争フェイズでは「みんなどのタイル欲しいの?」と聞き、「じゃ○○さんは1金でそれを、○○さんは2金でそれにしようか」などと言いつつ、「……1金って言ったよね」といった裏切りが起こります。また、市場フェイズでも「よし、みんな1個ずつ売って平等にいこう」と言いつつ「あれ?なんで2個売ってるの?」といったことが起こります。

こういった談合めいた交渉が面白いです。

今回は4人で遊んでみたのですが、ルール説明からゲーム終了まで1時間半弱でした。プレイ時間だけでみると4人で1時間程度と見た目やテーマの割に、かなりあっさりしています。何よりすごいのが対応人数で、この手のゲームを10人まで遊べるというのはかなり貴重です。

10人まで対応しているため、コンポーネント量が相当あります。10枚ある個人ボードはペラペラの紙ではなく、しっかり厚みがあるタイプなのも個人的にはポイントが高いです。国家ごとの選択カードのデザインもいいですね。

国家の組み合わせや戦争の順番でゲーム展開が大きく変わってきそうなので、いろいろ試してみたいです。交渉が好きな人にオススメのゲームです。

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