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[ボードゲーム] フォックスインザフォレスト 紹介

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フォックスインザフォレスト(The Fox in the Forest)は2人用のトリックテイキングゲームです。テキスト効果があるトリックテイキングで、勝ちすぎると得点が0点になってしまいます。テキスト効果を上手く利用して、ちょうどいい数のトリックを取ることを目指します。

The Fox in the Forestについて

カードは3スート、それぞれが1~11で合計33枚あります。手札は13枚ずつで7枚は山札です。

トリックを始める前に山札の1番上のカードをめくります。このカードのスートが切り札スートになります。

基本的なルールは、マストフォローのトリックテイキングです。リードされたスートがあれば、それをプレイし、なければどのカードをプレイしてもよいです。切り札がでていれば、その中でもっとも大きい数字が、なければリードスートのもっとも大きい数字が勝ちます。

これを13トリック行い、得点計算です。

獲得したトリック数に応じて以下の得点が入ります。

0~3 6点
1点
2点
3点
7~9 6点
10~13 0点

これを繰り返し、どちらかが21点に達するとゲーム終了で、得点が高い方の勝利です。

取った方がいいか、取らない方がいいか

ポイントは、やはりテキスト効果です。
この効果のおかげで考えどころが多いです。

テキスト効果は各スートの1、3、5、7、9、11に書かれています。スートに関わらず1は1のテキスト効果なので、全部で6種類あります。

特に使いどころが難しいのが、9のカードです。

9のカードは、そのトリックで9が1枚の時は切り札として扱います。

たとえば、切り札スートが月のときに、相手がベルの10、自分が鍵の9を出すと、自分が勝ちます。厄介なのが負けようとしているときに、このカードがあると、うっかり勝ってしまうという点です。

このゲームでは、どちらかというと取らないことを目指した方がプレイしやすいです。計算外のことが起きても、3トリックまでならば問題なく最高点が取れます。そんなときに、かなりの確率で勝たされてしまう9のカードはなかなか厄介です。

他にも切り札を変更するカードがあったりして、最後まで一筋縄ではいかないようになっています。

2人用トリックテイキングはいくつか遊んできましたが、これはかなりよくできていると感じました。得点用のチップが入っているのもトリックテイキングの中ではめずらしいですね。

目標点数を16点にしたショートゲーム、35点にしたロングゲームもあるので、状況に合わせて選択可能です。テキスト効果の英語はそこまで難しくないですが、スムーズに遊ぶためには日本語化した方がいいかもしれません。ただ、テキストはカード下部に書かれているので手で持つと隠れてしまうのが難点です。

日本語版が発売されました。
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。