[映画] ブラック・ボックス ~記憶の罠~

「ブラック・ボックス~記憶の罠~」は2005年に公開されたフランスの映画です。主人公のアルチュール・セリグマンは交通事故を起こし、病院で目覚めます。しかし、記憶があやふやで、昏睡中に意味の分からないうわごとを言っていたと看護師から伝えられます。

ブラック・ボックスについて

アルチュールは運転中に少年をはね、そのせいで事故を起こしたと思っていました。けれども、そんな少年はいなかったと看護師は言います。また、うわごとで言っていたという言葉のメモをもらうのですが、どれも意味が分かりません。

しかし、何かしらの真実が隠されているとアルチュールは考えます。

そこで兄に連絡を取ろうとするのですが、連絡がつきません。どうも彼は行方不明になっているようです。

何者かが彼を殺しに来るのか。
それとも自分が誰かを殺したのか。

アルチュールは思い悩みながら真実を突き止めようとします。

ネタバレと感想

シリアスな雰囲気で、幻想的なシーンがたびたび出てきます。それぞれのキーワードが何を意味するのか探しつつ、彼は頭の中の記憶(ブラックボックス)を解明しようとします。

看護師と話したり、兄の部屋を訪れたり、父に電話したり、警察と話したりと、謎を解き明かすために奔走します。

しかし、何とそれらのストーリーはただの幻想だったという拍子抜けの展開。

再び病院で目が覚め、今度こそ本当の隠された謎を解き明かそうとします。

一応キーワードの解釈はなされるのですが、「ああ、そうですか」くらいのレベルで驚きの真実とはとても言い難いです。むしろ「このキーワード必要か?」というのもいくつかあります。その辺はミスリードのためにあえて入れているのでしょうか。

ラストは海辺の断崖絶壁で犯人と対峙するという日本のドラマでもベタすぎて使われないような終わり方です。

「物語は衝撃のエンディングへ。」という謳い文句でしたが、期待以下の作品でした。

「テキサスはない」「シルヴァン・ガネムに殺される」「RP50」といったキーワードの意味はちゃんと明らかにされるので、それだけが救いですね。

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