[ボードゲーム] ロンドン 紹介

ロンドンはマーティン・ワレスによるカードゲームです。2010年に発売されたゲームの第2版なのですが、従来あったボード部分がなくなっていたり、カードのデザインが変わっていたりとだいぶ雰囲気が変わりました。

ロンドンについて

プレイヤーは大火後のロンドンを復興させるべく、建物を建てたり、街の発展を指導していきます。

ボードは得点トラックと捨札置き場として使います。カードは手札となる街カードと大きめの地区カードがあり、他にお金(ポンド)と貧困トークン、借金トークンがあります。

初期資金として5金ずつ受け取り、街カードを6枚ずつ受け取ります。

地区カードは最初の3枚は決まっていますが、あとはランダムで登場します。常に3枚が公開されており、そこから選んで購入します。

手番では、まず街カードを1枚引きます。この際、山札の1番上のカードを引いてもいいですし、ボード上に捨てられている好きなカードを選んでもいいです。

その次に、以下の4種類のうちのいずれかのアクションを行います。

街の発展

手札からカードをプレイします。

カードをプレイする際には、そのカードと同じ色のカードを捨てる必要があります。さらにカードによっては追加コストを支払うものもあります。

カードは並べておいてもいいですし、すでに置かれているカードの上に重ねてもいいです。このとき自分の前に並んでいるカードの束それぞれをスタックと呼びます。

カードが永続効果を持っている場合は、プレイした瞬間から効果を発揮します。

アクションカードは同じ色のカードを捨てる必要がなく、そのままプレイすることが可能です。

コストがある限り、一手番で何枚でもカードをプレイすることができます。

土地の購入

公開されている3枚の地区カードのうち、好きな1枚を購入します。

地区カードは即時に発動する効果と運営したときに発動する効果があります。新たに地区カードを購入した場合は、すでに置かれているカードに重ねて置くため、運営したときに発動する効果はもっとも上のものだけです。また、左上のアイコンを参照するカードがあるため、アイコンだけが見えるようにずらして重ねます。

街の運営

自分の前に置かれているカードの効果を活性化します。好きな順番で好きなだけ活性化可能です。

カードには活性化させるためのコストがあるものもあります。また、一度活性化されると裏返り、二度と使えなくなるカードが多いです。

地区カードの活性時の効果は必ず発展します。(マイナス効果もあるため)

カードを活性化させたら、貧困トークンを受け取ります。

自分の前に置かれたストック1つごと+借金10ポンドごと+手札1枚ごと)個の貧困トークンを受け取ります。

カードを3枚引く

山札とボードから好きな組み合わせで3枚カードを引きます。

プレイヤーは好きなタイミングで借金をすることができます。借金1をすると10ポンドがもらえ、返すには15ポンドを手番の最初に支払う必要があります。

手札上限は9枚なので、手番終了時にそれを上回っていれば超過分を捨てます。

これを繰り返し、誰かの手番に街カードの山札がなくなったら、それ以外のプレイヤーが一手番ずつ行いゲーム終了です。

得点計算を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。

発展には貧困がつきもの

ロンドン初プレイ4人戦。42対31対27対17で2位。 #boardgamejp

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街を発展させるためには貧困から逃れられません。

貧困トークンはゲーム中は特に邪魔にならないのですが、終了時に持っている数によってマイナス点を受けます。そのため、できれば受け取りたくないのですが、街を運営するたびに襲ってくるので逃げようがありません。

今回は4人で遊んでみたのですが、まずどのくらいのスタックがいいのかということで悩みます。スタックが増えれば増えるほど、運営時にさまざまな効果がもたらされますが、同時に貧困も受けやすくなります。

みんな思い思いに悩み、だいたい4~6くらいのスタックでゲームが進行しました。

自分は4つのスタックを作り、意識して貧困トークンを取らないようにプレイしてみました。貧困トークンを取り除くような効果のカードを選び、あとは得点が高い街カードをプレイしていきます。

街カードの得点は終了時に入るので、ゲームが終わった段階では最下位だったのですが、得点計算してみると2位でした。逆に大差で勝っていたプレイヤーが貧困トークンで大きく失点し、3位まで沈んでいました。この辺りの感覚は1度遊んでみないと分かりませんね。

また、今回のプレイでは借金をしたのが1人だけでした。そんなにお金が出るわけではないのですが、借金しなくても何とかなるくらいです。ワレスなので、もっとバンバン借金するのかと思ったら、そうでもなかったです。もしかすると借金するプレイ方法もあるのかもしれませんが。

ゲーム中、気になったのが、カードを引くのを忘れがちなことです。

アクションを行う前にまずカードを引かなければならないのですが、アクションのことばかり考えていると、ついつい忘れがちです。手札は多いとデメリットがあるので、引き忘れないように注意しましょう。

それからカードの強さにバラツキがあります。同じコストで出るものが4金、5金と違ったりするので、この辺もよく見ておく必要があります。

テキスト効果はそれなりにありますが、ルール自体はすっきりまとまっており、遊びやすいです。なんといってもカードのイラストの雰囲気がいいですね。時間もルール説明から入って2時間ほどだったので、慣れればもっと早くなりそうです。

山札だけでなく、公開されているカードから引くことができるので、運要素はだいぶ薄まります。また、手番でできることがそこまで多くないので、テンポよくサクサク進みます。多少の攻撃要素があるので、そういったことが苦手じゃなければ多くの人にお勧めできるゲームです。

今回このゲームを遊ぶに際して部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女さんで公開されている日本語化シールを使用しました。イラストの雰囲気にあったデザインになっており、非常に遊びやすくなります。

また、地区カードが大きめサイズ(いわゆるディクシットサイズ)なのですが、スリーブではなく、クリスタルパックというものを使っています。アマゾンだと送料無料で255円(2017年11月17日現在)で買えるので、スリーブよりだいぶ安く済みます。手札として持つわけではないので、なくてもプレイに支障はありませんが、スリーブに入れたいという人はぜひご参考までに。

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ゴクラクテン

宮城県石巻市在住。
ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。
最近は、いろいろなオープン会にも顔を出すようになりました。
他にマンガ、本、映画、ゲームなどについて記事を書いています。