[書評] プロカウンセラーの一瞬で心を見抜く技術

140422

今回は、フォレスト出版から販売されている新書の紹介です。
「暗示や催眠? なんかうさんくさいなぁ」という人でも、腑に落ちる内容になっています。

3つの欲求タイプ

人間の欲求タイプは、

・本能欲求タイプ
・感情欲求タイプ
・理性欲求タイプ

の3つに分けることができます。

それぞれのタイプにより、目標や表現の仕方が異なるため、相手に応じて、対応を変える必要があります。
これを間違ってしまうと、せっかくアドバイスをしても、まったく相手に伝わらなかったり、逆に反発されてしまいます。

本能欲求タイプとは

勝つことを望み、人よりも優位に立つことを目標とします。
馬鹿にされたり、なめられることを何よりも嫌います。

断定的な表現を用い、人を馬鹿にしたり、急に怒り出すタイプが多いです。

感情欲求タイプとは

とにかく楽しさを優先します。
他人から好意をもたれたり、人気者になることが目標です。

感覚的な表現を用い、おおげさな表現や流行語を使います。
人に合わせることが多く、仲間はずれにされることを恐れます。

理性欲求タイプとは

事実を重視し、現実を吟味しながら目標を達成したり、得をしたいと考えます。
数字や実例を用いた表現を好み、人は人、自分は自分という考え方です。

結果を出せないこと、損をすることを嫌います。

どうやって欲求タイプを見分けるか

タイプを見分けるための質問の実例が文中に紹介されています。

「これまでの人生で、いちばん失敗したと思うことはなんですか?」

という質問に対し、

気持ちに対する後悔を答えるならば、感情欲求タイプ。
損をしてしまったことを答えるならば、理性欲求タイプ。
プライドを傷つけられたことを答えるならば、本能欲求タイプ。

といった感じです。

相手がどのタイプかが分かれば、それによってアドバイスの仕方を考えることができます。

催眠・暗示にかかっていない人はいない

暗示というのは、意識にあがっていれば、かかることはありません。
「かかっている」と気づけないからこそ、暗示であるともいえます。

また、直接的に何かを伝えるのも暗示とはいえません。
「これから暗示をかけますよ」と言えば、相手は警戒してしまいます。

たとえば、カンフー映画などを見て「自分もカラダを鍛えようかな」と思ったり、
キレイな女優を見て「わたしもきれいになりたいな」と感じるのも、
映像によって暗示をかけられたといえます。

「いやいや、おれは暗示になってかかってないよ」
という人も、自分が信じていることを疑おうとしない「常識」という暗示にかかっている証拠です。

悪い暗示ならば、解く必要がありますし、良い暗示をかければ普段の生活にも役立ちます。

日常生活に役立てるために

この著書の中では、日常生活で使えるようなちょっとしたテクニックが、いろいろとちりばめられています。

「なんか、あの人と話が合わないんだよなぁ」
「あの上司とは全然意見が合わない」
「周りの人となかなかうまくコミュニケーションがとれない」

という人に、お勧めの1冊です。

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