[ボードゲーム] ペッパーで考えるトリックテイキング

ペッパーは3~9人で遊ぶことができるカードゲームです。
ルールは簡単ですが、上手く勝つためには覚えておいた方がいいことがいくつかあります。

[ボードゲーム] 非トランプのおすすめトリックテイキング

2015.09.20

ペッパーのルール

ペッパーはトリックテイキングと言われるジャンルのカードゲームです。

まず誰かひとりがカードを1枚出します。以降、他のプレイヤーはそのカードと同じ色のカードを1枚ずつ出していきます。その色のカードを持っていなければ好きなカードを出して構いません。同じ色のカードの中でもっとも大きい数字を出した人が、そのトリック(各プレイヤーが1枚ずつ出したカードの集まり)に勝利し、カードを得ます。違う色のカードはたとえ数字が大きくても勝つことはできません。

トリックを取ったプレイヤーが次は手札から好きな1枚を出します。そして、先ほどと同じ手順を繰り返し、誰かの手札がなくなったならばラウンド終了です。

ペッパーでは1の数字が書かれたペッパーカードがあります。このカードは特殊な存在で、手札ではなく自分の前に表になっています。そのため、誰がどのペッパーを持っているかは一目瞭然です。ペッパーカードも手札と同じ扱いなので、もしその色のカードが出されたら出すことができますし、自分が最初にカードを出せるならばペッパーカードを出しても構いません。

ラウンド終了時の得点計算では、ペッパーカードが1枚マイナス2点、自分が獲得したペッパーカードと同じ色のカードが1枚マイナス1点となります。自分がペッパーカードを持っていない色のカードは何枚あっても得点には関係しません。

すべてがマイナス点なので、できるだけトリックを取らない、いかに上手く負けるかが重要なゲームです。

持っている色を減らす

多くのトリックテイキングに共通している考え方として、「スートを枯らす」というものがあります。ペッパーで言うと、手札にある特定の色を無くしてしまうということです。

たとえば、手札に赤のカードがないとします。そのとき、手番に赤のカードを出さなければならない場合、好きな色のカードを出すことができます。これにより出せるカードの選択肢が格段に増えます。

ペッパーでは負けることが目的なので、好きなカードを出せるタイミングで数字が大きなカードを出すことができれば、トリックに勝つ可能性大幅に減ります。

そのため、手札に特定の色のカードが少ないときには積極的にその色を無くしていくことで自分の選択肢を広げることができます。

スートの枯れ具合の把握

誰がどの色を持っていないかを把握することは、ペッパーにおいて非常に重要です。これは自分の手札の色が偏っている場合、特に大切になります。

たとえば、自分の手札に黄色のカードがたくさんあるとします。自分からカードが出せる手番だったので、黄色のカードを出してみます。すると、他の人は誰も黄色のカードを持っておらず、違う色のカードが出されていきます。そのため、トリックに勝ち、またカードを先に出す権利を得ます。これはだいぶピンチです。なぜならば以降のラウンドで黄色を出せば100%勝ってしまうため、ペッパーをどんどん押しつけられてしまうからです。

しかし、これはある意味チャンスでもあります。

もし他の人にカードを先に出す権利を渡すことができれば、自分が持っていない色のカードが出される可能性が高いです。(他の人が黄色を持っていないため)以降、黄色で勝つ可能性はないため、手札の黄色がすべて安全なカードになります。

ペッパーカードをいつ出すか

やはりペッパーにおいて、これが1番の考えどころです。

恐らくペッパーカードが飛び交うのはゲーム終盤でしょう。序盤に相手に渡せたとしても、トリックを行ううちに再び自分の元に返ってくる可能性があります。ペッパーカードの数値は1なので、誰かがその色のカードを持っている限り、確実に渡すことができます。

問題となるのは誰もその色を持っていないペッパーカードです。これは上手く他の色のカードのトリックにまぎれ込ませる必要があります。

意外と見落としがちなのが、相手の手札枚数です。

ペッパーでは誰かの手札枚数がなくなった時点でトリックが終わってしまうため、自分の手札だけ見ているとラウンド終了のタイミングを見誤ってしまいます。これは結構やりがちで終盤にペッパーカードを押しつけようと持ったまま、ラウンドが終わってしまうことがあります。そのため、終盤はあと何トリックでラウンドが終わるのかを把握しておきましょう。

また、他のゲームと異なり、ペッパーカードは手札ではなく、自分の前に置いてあります。そのため、出すのを忘れてしまうことがよくあるので注意しましょう。

スートを枯らすことの大切さ

スートを枯らすという考え方は多くのトリックテイキングにおいて非常に重要です。

あるスートを1枚も持っていない状態をボイド(void)といいます。

ペッパーのように負けを目指すゲームならば上手く負けることができますし、勝ちを目指すゲームでもスートがないことによって切り札が出せるチャンスが出てきます。

この辺りの駆け引きを知らないと「トリックテイキングなんて、ただ出せるカード出してるだけじゃん」と思ってしまいがちです。意識してこの辺りの組み立てができるようになると、だいぶ見方が変わってくるはずです。

ペッパーは遊ぶ相手によってパーティゲーム的な盛り上がりを見せたり、ヒリヒリする駆け引きを見せたりするゲームです。3~9人という対応人数の幅広さも魅力のひとつです。

トリックテイキングって何か苦手……。

そういう方にもぜひ遊んでみて欲しいゲームです。

ボードゲームが安い「駿河屋」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)