はじめてのインセイン | TRPG未経験者がGMをやってみた

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以前紹介した「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」という本があります。
サイコロフィクションと呼ばれるシリーズの1冊で、ハードルが高くなりがちなTRPGを簡略化し、遊びやすくしたものです。
(参照:TRPGに興味があったので「インセイン」を読んでみました

記事を見ると、2014年11月なので、約7ヶ月後に初めて遊ぶこととなりました。

インセインの準備

わたしを含め、全員がTRPG未経験者です。
動画などを見て、その存在を知っている程度です。

本を所有しているわたしがGMをやるため、すべての準備をしました。

まず、今回使用するシナリオは、Role&Roll Vol.109に掲載されている「リビングデッド」です。

これから遊ぶ人のために、ぜひ知っておいて欲しいのですが、このハンドアウトに致命的なミスがあります。今回終盤で気づき、このせいで思ったような展開にならなかったことに気づきました。

このシナリオは3人用のもので、全員が同じマンションの住人です。

PC①は101号室、PC②が201号室、PC③が303号室に住んでいます。
また、部屋にはそのPCに関係したものが【秘密】として隠されています。

しかし、PCのハンドアウトを見ると、PC②とPC③の住んでいる場所が逆になっているのです。

PC③ あなたは新築マンション、レジデンス顎田201号室の住人で、警官である。

これには参りました。

気づいたのが遅く、さすがにどうすることもできないので、そのままシナリオを進めました。

これから遊ぶ人は気をつけて下さい。

準備したもの

キャラクターシート、ルールサマリ、戦闘シートなどは公式サイトからダウンロードできます。
本自体にもついているのでコピーして使うこともできます。
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』ウェブサイト

ハンドアウトも公式サイトにあるのですが、今回は編集がしやすかったこちらのサイトのものを使いました。

インセインを知るきっかけとなった俺ビューさんにも、ハンドアウトの印刷用カードがあったのですが、PDF編集をしたことがないもので、時間がかかりそうだと思い、今回は止めておきました。

ダイスはボードゲームのベガス(Vegas)のものを使いました。
5色×8個あるので量的にも十分です。

MacBook Airはリプレイを記録するために持ち込みました。

いざセッション開始

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実際のシナリオの内容に触れますので、ネタバレになります。

舞台は新築マンションのレジデンス顎田です。
タイトルからも分かるようにゾンビハザードが起こっており、プレイヤー(PC)は協力して、マンションからの脱出を試みます。

登場人物

松本涼(36歳 聖職者)PC①

101号室の住人。
部屋を出ようとドアを開けると、血相を変えた見知らぬ人々が入ってくる。

灰寅蛇々理(20歳 医師)PC②

ゴミを出しに行こうとしたらゾンビがいることに気づき、たまたま開いたドアの中に逃げ込む。

木村日出志(47歳 警官)PC③

忘れ物をして、部屋に戻ろうとしてゾンビに遭遇。
灰寅とともに部屋に逃げ込む。

灰原賢治(42歳 製薬会社)NPC

出勤しようとしてゾンビに遭遇。
灰寅、木村とともに101号室へと逃げ込む。

第1サイクル

松本は、突然部屋に人が入ってきたことに驚いた。
しかし、みんなが必死の形相をしており、ただならぬ事態になっていることを知る。
外にはゾンビが徘徊しているようだ。さすがにこんな状態で、彼らを追い出すわけにはいかない。

しかし、どんな人たちか気になった松本は、灰寅のことを観察した。

とっさに飛び込んでみたものの、知らぬ人の部屋なので灰寅は松本の部屋の様子をうかがった。
何やら秘密がありそうな気もするが、おかしなところは見受けられない。
ドアののぞき穴から外の様子をうかがうと、まだまだ大量のゾンビが見えた。

そんな灰寅の様子を松本は不審に思う。

何かがおかしい。
そう思った木村は、101号室を注意深く見ようとした。
しかし、松本に急に声をかけられ、とっさに話をごまかした。

気になる。
木村は松本の目をごまかしつつ、部屋を探る。

そして、寝室に死体を見つけてしまう。
なぜこんなところに……?

イベント

101号室の寝室から物音が聞こえる。

「誰か他にいるのか?」と松本にたずねるも、彼は言葉をにごすだけだ。

次の瞬間、寝室から1人の女性のゾンビが現れる。
突然の登場に驚き、慌てふためいた彼らはぶつかり合う。
そんな中、灰寅だけが冷静に様子を見極め、歩く死体を打ちのめした。

第2サイクル

松本は、木村が自分のしたことに気づいたことを知った。
まずい。
こんなことを知られてしまったら。
隙を見て何とかしなければ……。

灰寅は突然のゾンビの登場に驚いた。
一体どこから入ってきたんだ。
寝室に入ろうとすると、松本から止められる。

しかし、そんなことをするということは何か見られてはマズいものがあるということだ。
制止を振り切り寝室に入ると、そこに窓などはない。
ということは、死体は初めからここにあったということだ。

木村は初めて会ったというのに灰寅に対し、親近感をもった。
若いながら行動力のある彼に共感をもった。
灰寅も木村に対し、悪い感情は抱いていない。

何とか部屋を脱出しよう。
そう提案した灰寅は、さきほどのゾンビを利用し、自分がゾンビのフリをすることを提案する。
松本はいい顔をしなかったが、ここで反対するのもおかしいと思い、提案をのんだ。

ゾンビの血肉をまとった灰寅は部屋を出る。
初めのうちこそ気づかれなかったが、だんだんとゾンビが彼の側に集まってきた。
寄ってくるゾンビたちに耐えきれずに彼は101号室に戻った。

第3サイクル

「おい、見てくれ」
灰原が窓から外を指さす。
事故を起こした車が燃えさかっている。
このままだとマンションまで火が届くのも時間の問題だ。

とりあえず他の部屋に何かないかを探してみよう。
今度は4人全員で移動することにした。

ゾンビとの戦闘をくぐりぬけつつ、何とか401号室までたどり着く。

部屋を探すものの、めぼしいものは見つからない。

もはやこれまでか。

エンディング

401号室の窓が突然壊れた。

そこから黒ずくめの男が現れた。
「君たち、ここから逃げるぞ」

そういって、男は4人をヘリコプターへと導いた。

こうしてゾンビハザードから脱出した彼らは謎の組織でエージェントとして働くことになった。

end

感想と解説

セッションを元にして、大まかな流れを書いてみました。
ちなみに第3サイクルで、なかなか車のカギを見つけないのでおかしいなと思ったら、それぞれの部屋が間違っていることに気がつきました。事前に確認しておけばよかったですね。

ちなみにエンディングはバッドエンド表の4です。
どう見てもバッドエンドではないですね(笑)

名前や職業などもダイスによって決めています。
拳銃を使う警察がたまたま出たのはラッキーでしたね。

キャラクター作成を含めると3時間弱くらいでしょうか。

惜しむらくは、やはり印刷ミスですね。
これのせいで、PCの目的が分からないまま展開してしまいました。

流れはだいぶつかむことができたので、今度は別のシナリオを試したいと思います。
会話により自由に行動ができるのは、やはり楽しいですね。

というわけで「インセイン シナリオ集 ディオダディ荘の怪奇談義 (Role&Roll RPG)」も買っておいた方がいいかな。

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