[映画] キョンシー

160224

キョンシーといえば80年代に流行していたので見たことがある人も多いでしょう。
中でも霊幻道士、幽幻道士の2タイトルが有名です。当時の映画やドラマはコミカルな描写がありましたが、この2013年に公開されたキョンシーは一切笑いの要素はありません。

キョンシーについて

昔はスター俳優として活躍していたものの、今は落ちぶれてしまったチンは妻子と別れ、とある団地にやってきます。その中の2442号室に住むことになるのですが、そこはいわく付きの部屋でした。

その部屋でチンは首を吊って死のうとするのですが、ヤウという男に助けられます。

それをきっかけとして死ぬのをやめて、生きていこうとするチンでしたが、団地の中でさまざまな奇怪な現象と遭遇します。

ネタバレと感想

全編が薄暗く、不気味さが演出され、映像もかなり凝っています。日本的なじめじめとした演出が多いなと思ったら、清水崇監督が制作に携わっているようです。(呪怨の監督です)

設定がなかなか面白く、主人公のチンは当時の霊幻道士に出演していた役者、チン・シュウホウです。キョンシーがもはやいなくなってしまい、道士としては食べていけないという設定になっており、いかにも現代的な感じがあります。

また、チンを助けるヤウも元々は道士であったものの、今ではそれで食べていけないので食堂で働いています。

この2人の他にも、死んでしまった夫を何とか蘇らせようとする老婆や、壮絶な過去があり狂ってしまった女性、真っ白な髪の男の子など、キャラクターの個性が際立ちます。ただ、経緯や背景などが曖昧なままにされている部分も多く、イマイチ理解できないようなシーンもあります。

そして、見た人の全員が語るであろう部分は、肝心のラストです。

これは賛否両論、というか圧倒的に否でしょうが、実はそのストーリーはすべて妄想だったという終わり方です。いわゆる夢オチですね。実際、チンは首を吊って死んでしまい、その死ぬまでのわずかな時間に見たことが、この物語ということになって終わります。

終盤、チンはヤウの力を借りて、キョンシーと戦います。これはワイヤーやCGを使ったバトルアクションです。水、木、土、金、火といった属性攻撃がでてきて、マンガ的な派手なバトルになります。

何とかしてキョンシーを倒すと、場面が変わり、チンが団地にやってきたところにシーンが戻ります。そこでは死んだはずの人々が普通に生活しており、「え?」と思うのですが、そのままチンが首を吊って死ぬところまで進んでいきます。

最初は「まさかな」と思ったのですが、ネットでのレビューを見ても、夢オチということで大方の意見が一致しており、酷評されていました。

全体の雰囲気が良いだけにこのラストはちょっと拍子抜けですね。

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