マストフォロー練習トランプでScan(スキャン)を遊んでみた

マストフォロー練習トランプを使うと、Scan(スキャン)というゲームが遊べるということを知り、さっそく購入して遊んでみました。マストフォロー練習トランプはスートごとに4色に分かれているため、相手がどのスートを持っているかが分かります。ゲーム中に相手がどんなスートを持っているか確認しながら遊ぶのは、他のゲームにはない不思議なプレイ感覚でした。

マストフォロー練習トランプとは?

マストフォロー練習トランプ(MFTT)とは、スートごとにカードの色が違い、相手がどのスートを持っているのか確認できるようになっているトランプです。わたしが購入したものはスペードが赤、クラブが青、ハートが黒、ダイヤが黄になっています。

マストフォロー練習トランプ

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トリックテイキングでは、マストフォローというルールがよく採用されます。

マストフォローとは、最初に出されたスートを持っているならば、必ずそのスートのカードを出さなければならないというルールです。たとえば、最初にハートのカードが出されたならば、以降のプレイヤーは必ずハートのカードを出さなければなりません。もし、持っていなければ好きなスートを出すことができます。

しかし、このルールはうっかりやぶったとしても、そのときは確認できません。相手の手札を見ることができないため、本当にそのスートを持っているかどうかを他のプレイヤーは確認しようがないからです。

マストフォロー練習トランプを使うと、相手がどのスートを持っているかが一目瞭然なので、そこでアドバイスすることができます。そのため、名前通り「マストフォロー練習」トランプというわけです。

マストフォロー練習トランプはトランプ屋さんで取り扱っており、通販でも購入可能です。
トランプ屋 Web Shop

スキャンとは?

Scan(スキャン)とは、1986年に発売されたゲームです。

カード構成はジョーカーを抜いたトランプと同じ52枚で、他に得点早見表が入っています。デザインもスートごとに色が違うという要素以外はトランプと同じです。

チームスキャンという4人用のゲームの他、バリアントルールとして個人戦スキャン、ノートランプスキャンなどが用意されています。

マストフォロー練習トランプは裏からどのスートかが分かるので、同じカード構成であるスキャンを遊ぶことが可能です。

ただし厳密なことをいうとスキャンはフチの色が白なので、重ねたときに次のカードがどのスートなのか分かりません。マストフォロー練習トランプはフチまで同じ色なので、重ねたときに次のカードがどのスートか分かります。

チームスキャンについて

チームスキャンは4人用のゲームで、向かい合った人同士がペアとなるチーム戦です。

まず手札を各プレイヤーに7枚配ります。余った札は山札になります。

ディーラーの左隣からリードをして、マストフォローのトリックテイキングを行います。ただし、フォローできない場合に切り札を持っているならば、必ず切り札のカードを出さなければなりません。リードスートも切り札スートもなければ好きなカードを出すことができます。

切り札があればそのもっとも大きい数字を出したプレイヤーが、切り札がなければリードスートのもっとも大きい数字を出した人がトリックを獲得し、山札から順番に1枚ずつカードを補充していきます。その後、トリックを獲得した人が次のリードを行います。

山札がなくなると切り札なしのトリックテイキングとなり、手札がなくなるまでこれを繰り返します。

チーム戦なので、点数はパートナーとの合計になります。獲得したトリックのスペードが1枚+10点、ハートが+5点、ダイヤが-5点、クラブが-10点となり、その合計点を記録します。

スコアの合計が155点に達したチームの勝利です。また、あらかじめラウンド数を規程して、それが終わった段階で合計点が多いチームが勝利というルールもあります。

チームスキャンを遊んでみた感想

毎回、相手がどのスートを持っているかを確認しながらプレイするのが新鮮でした。また、カードが補充されるので、さっきはこのカードが有効だったけど、今はもう有効じゃないと状況がめまぐるしく変化していくのも面白いです。

マストフォローというしばりだけではなく、フォローできなければ切り札を出すというしばりもあるため、かなり詰め将棋的な要素が強くなります。「このカードを出すと絶対に勝てる(負ける)」という状況が出てくるため、その辺りは好みが分かれそうです。

どういう状況でどのカードを出せばいいのか、ということがアドバイスしやすいため、チーム戦のトリックテイキングを練習するにはかなりいいと思います。

このゲームのポイントは山札がなくなった後にあります。

その時点でリードを取ることが有利なのか不利なのかを考えながらプレイングしないと、最後に大事故につながる可能性が高いです。切り札がない状態で、自分の手札のスートが偏っていると一方的に勝ってしまいます。それがプラス点ならばうれしいですが、マイナス点ならば勝てば勝つほどマイナスにつながっていきます。しかも、そうなることが分かっていながら避けることはできません……。

ルールは難しくないですし、マストフォローやチーム戦の練習としてもうってつけです。得点も相殺していくことで簡単に計算できます。

ただ、必ずどちらかがでプラスどちらかがマイナスになるので、155点になるためには、ある程度一方的に勝ち続ける必要があります。一進一退を繰り返すとゲームが長引いてしまうので、あらかじめラウンド数を規程して遊んだ方がいいかもしれません。

このマストフォロー練習トランプを使うと、他のトリックテイキングもまた一風変わったプレイ感になりそうなので、いくつか試してみたいところです。

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