[映画] ハンガー・ゲーム

24人の若者が12の区画それぞれから選ばれる。選ばれたのは12歳から18歳までの男女で、彼らは「ハンガー・ゲーム」の中で、最後のひとりになるまで殺し合わなければならない。

ハンガー・ゲームについて

舞台となるのは富裕層によって支配されるようになった独裁国家のアメリカ。貧困層は12の区画に分けられて搾取されている。さらに2度と反乱を起こさないための戒めとして、各区画から男女1人ずつを選び、ハンガー・ゲームの中で殺し合いをさせていた。

富裕層にとってはハンガー・ゲームは絶大な支持を得ている見世物であるが、選ばれた彼らにとっては、まさに命がけのゲームとなる。

第12区で選ばれたのは幼い少女だったが、その子の代わりに姉のカットニスが出場を志願する。カットニスは気が強く、弓の名手であった。

故郷である第12区を出て、都市へと導かれたカットニスはそこで他の選出者たちと共にトレーニングを積み、ハンガー・ゲームでの生き残りを目指す。

ネタバレと感想

まるで海外ドラマを1シーズン観たくらいの見応えがあります。世界観の説明から主人公の生い立ち、厳しい訓練、さまざまな人々との出会い、殺し合いのゲーム、戦いの中での仲間との出会い、仲間との死別と、それぞれで1話のエピソードができそうなくらいボリュームがあります。そのため、上映時間は2時間22分と長めです。

設定としては決してめずらしいものではありません。

選ばれた若者が殺し合いをするものは、今やよくある設定ともいえます。中でも国内で有名なのはバトル・ロワイアルでしょう。当時、ちょっとした社会現象にまでなった人気作です。

ハンガー・ゲームもストーリーとしては決してトリッキーなものではなく、王道の流れです。唯一特徴的なものは、その世界観でしょう。富裕層のファッションセンスは現代とはちょっと違い、やたらと色鮮やかな服装をしています。紫系の色が多く使われている印象があります。

ラストはもちろん主人公が生き残るのですが、終盤は割とグダグダになります。というのも、ルール変更が何度か行われるためです。

最初は「生き残りはひとり」だったのですが、ゲームを盛り上げるために「同じ区画のペア2人」での生き残りが可能になります。そして、最後にペアが残ったところで「やっぱりひとりだけ」となります。それを聞いたカットニスたちが2人で一緒に死のうとすると「いや、やっぱペアでいいよ」とコロコロルールが変わります。この辺がせっかくの前半の良さをムダにしてしまっている感じです。

「海外ドラマを観たいけど、1シーズン全部見るのはちょっと……」という人にオススメしたい映画です。

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