[ボードゲーム] Valletta(バレッタ)紹介

Valletta(バレッタ、ヴァレッタ)はシュテファン・ドラ作の2~4人用ゲームです。アクションが描かれたカードをプレイし、それにより資源を集め、カードを取得し、得点を集めていきます。リソース管理、デッキ構築、陣取りといった要素がきれいにまとまったゲームです。

バレッタについて

各プレイヤーは8枚のデッキと8つの家コマ、初期資源、個人ボードを受け取ります。テーブル上にはストリートボードを置き、その上下にカードをランダムに配置していきます。4人で遊ぶ場合、ストリートボードの上に横5×縦3の15枚、さらにストリートボードの下に同じ枚数が並ぶので、合計30枚のカードが場に並びます。ストリートボードは得点ボードの役割も果たしているので、各プレイヤーは自分のコマをストリートボード上に置きます。

カードには建てるためのコストと得点、生産時に得られる資源が描かれています。場に置かれるカードは緑(生産)、青(特殊)、黄(得点)と大きく3つのジャンルに分類されます。

さらにそのカードの上に、対応するアクションカードを置きます。アクションカードの方が小さいので、上に重ねて置いても上記の情報が隠れないようになっています。

手番では手札は5枚です。その中から使いたいカードを3枚選び、好きな順番で実行します。個人ボードには山札、捨札、使用する3枚を置くスペースがあるので、どれを使ったのかが分かりやすいです。

アクションには対応する資源を得るもの、建物を建てるもの、相手から資源を奪うもの、資源を交換するもの、人物を雇用したり解雇したりするもの、得点を得るものなどがあります。

建物を建てた場合、場にあるカードのコストを支払い、そこにあるアクションカードを取り、自分の手札に加えます。ほとんどのデッキ構築は獲得したカードを捨札に入れるので、誤って捨札に入れないように注意しましょう。さらに自分が獲得したことが分かるように、そのカードの上に家コマを置きます。

カードの中に紫のバレッタカードがあります。これは初期デッキに入っているカードで、人物を雇用したり解雇したりします。解雇というのはいわゆる圧縮で、いらないアクションカードをデッキから取り除きます。また、バレッタカードを使うと、ストリートボード上のバレッタコマが進み、対応する資源をもらえます。

3枚のアクションを実行したらターン終了で、新たに手札が5枚になるように山札からカードを引きます。使わなかったカードは手札に残るので、この点も注意しましょう。(一般的なデッキ構築はそのターン使わなかったカードはすべて捨てます)もし5枚引く前に山札が切れてしまったら、捨札をシャッフルし、新たな山札を作ります。

バレッタにはラウンドの概念はなく、スタートプレイヤーも変わりません。そのため、終了トリガーが引かれるまで、上記を繰り返します。

終了トリガーは3つあります。

  • バレッタコマが25マス進む。
  • ストリートボード上の誰かのプレイヤーコマが25マス進む。
  • 誰かが家コマ8個を置ききる。

いずれかの条件が満たされると最終フェイズに移行します。

終了トリガーが引いたプレイヤーは通常通りアクションを3つ行い、手札が5枚になるまで補充します。その後、すべてのプレイヤーは捨札と山札をシャッフルして、新たな山札を作ります

最終フェイズはすべてのカードを実行するまで続くので、カードの枚数によって終了のタイミングが違ってきます。

全員がすべてのアクションを実行したらゲーム終了です。

各プレイヤーは建物の得点とストリートボード上の得点、資源の得点(資源3つで1点)を合計し、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。

ルールが分かりやすくリプレイ性が高い

ヴァレッタ4人戦。59対48対46対43で勝った。これは分かりやすくて面白いぞ。 #boardgamejp

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見た目的に面白そうだなと思っていたのですが、実際にやってみると期待通りの面白さでした。

ルールは決して簡単とまではいきませんが、非常に分かりやすいです。建物カードはすべてアップグレードすることができるのですが、コストは通常の分からお金だけが省かれ、得点や産出する資源は単純にすべて2倍になるのでいちいち確認する必要がありません。

また、建物を建てる際、すでに自分の家が隣にある場合、お金が軽減されます。軽減は累積するので、上と左に自分の家があればお金が2軽減されます。さらにバレッタコマの位置に応じて、追加点が入るので、どこからどの順番で建てていくのかが悩ましいです。

自分の軽減を優先するのか、それとも相手に取られたくないところをカットするのかで選ぶところが変わってきます。この辺りは陣取り的な要素が感じられます。

一般的なデッキ構築では圧縮は強力な手であることが多いのですが、バレッタでは最終フェイズがあるため、あまり圧縮しすぎると自分だけが早く終わってしまい、決していい手ではありません。しかし、効率よくデッキを回すのに圧縮はやはり有効なため、その辺りのさじ加減も絶妙です。

アクションが描かれたキャラクターカードは73枚あり、その中から各色決まった枚数をランダムで選ぶので、遊ぶたびに違った展開が期待でき、リプレイ性も高いです。

さまざまな要素が詰まりつつも、かかる時間は1人につき20分と短く、何度も繰り返し遊ぶのにも向いています。今回は4人で遊びましたが、ルール説明から始めて1時間40分ほどでした。

アクションはアイコンで分かるものも多いですが、テキスト効果もあるので、スムーズに遊ぶためには日本語化が必要です。

実際に遊んでみてかなり面白かったので、いずれ国内流通すると思いますが、現時点ではドイツ語版しかありません。ただカードさえ何とかしてしまえばルール自体は分かりやすいので、1度やれば理解できるはずです。

Twitterなどで見かけ、気になっている人にはぜひ遊んでみて欲しいオススメのゲームです。

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ゴクラクテン

宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 最近は、いろいろなオープン会にも顔を出すようになりました。 他にマンガ、本、映画、ゲームなどについて記事を書いています。