よく教科書に落書きをしていたという経験がある人は多いと思います。
わたしもそういった経験がありました。
しかし、大人になってから落書きをすることはほぼなくなってしまいました。
絵心が奪われていく
ネットを見ていると、絵が上手い人がたくさんいます。
プロ顔負けのイラストが、それこそ無数にあります。
そんな中、「自分みたいなレベルの絵を公開するのは恥ずかしい」と思っている人も多いと思います。
いつしか多くの人が、上手い下手の評価を恐れ、積極的に絵を描かなくなってしまいます。
「画力」を高く評価されないことで、「自分は上手に描けない」と思い込み、描くことによる失敗が怖くなってしまうのです。p22
思い当たる節がある人は多いのではないでしょうか。
もっと気楽に絵を描く
この「ラクガキノート術」では、堅苦しく考えずに、もっと気楽に絵を描こうというのがコンセプトです。
そのため、表記も「落書き」ではなく、「楽描き」となっています。
楽しんで絵を描こうという意味ですね。
ラクガキによって得られるメリットや活用方法についての説明があります。
たとえば、以下のようなものにラクガキを取り入れることが紹介されています。
・セミナーノート
・スパイラルマップ
・偏愛マップ
・16分割メモ
文字だけでは伝えにくい情報や感情などはイラストを使うことで簡単に伝えることができます。
LINEやメールなどで絵文字や顔文字を使っている人は多いでしょう。
それに慣れてくると、文字だけの文面はそっけなく感じますよね。
具体的な絵の描き方
この本では、実際にどのように絵を描けばいいのかというレクチャーもあります。
表現力をアップさせるテクニックやノートに使えるテクニックなど、具体的なアドバイスも多数紹介されています。
さらには実際にラクガキを活用している人の具体例も掲載されています。
「なるほど、こういった使い方があるのか」と感心させられます。
しばらく絵なんて描いてない。
自分は絵心ないから苦手。
そういった人にこそ、ぜひ読んで欲しい1冊です。
久しぶりにラクガキしてみませんか?