最近のお菓子業界は行き着くところまで行き着いた感があり、多くの人が予想だにしなかった商品が登場しています。
その代表がガリガリ君でしょうか。何かと話題になることも多いです。
ハッピーターンのアイス?
というわけで、今回手に取ってみたのはハッピーターンアイスです。
ハッピーターンといえば、お茶請けとしても定番のお菓子です。
これまでに一度は食べたことがある人も多いはずです。
ハッピーターンの名前の由来は以下のようです。
ハッピーターンが開発されていた時期は、第一次オイルショックの影響で、日本中が不景気な状態だったんだって。
そこで、文字通り幸せ(ハッピー)がお客様に戻って(ターン)来るように、願いをこめて新商品に「ハッピーターン」と名付けたんだよ!(ハッピーターン公式サイトより)
実はこんな由来があったとは知らなかった人も多いのではないでしょうか。
わたしも今回初めて知りました。
ハッピーターンの大きな特徴として、あの独特なおいしさを構成しているハッピーパウダーがあります。
アイスのパッケージを見ると、

しっかりハッピーパウダーも入っているようです。
あまじょっぱいおいしさ!という、何ともアイスらしくないキャッチフレーズが目を引きます。
いざ実食
通常のカップアイスと比べると、やや浅めの容器です。
フタを空けてみると、

見た目は通常のバニラアイスと変わりありませんね。
何も言わずに出されたら、疑いなく普通のアイスとして食べてしまうでしょう。
匂いはそこまでありません。
まず一口。
口に入れた瞬間は、濃厚なチーズアイスのような風味が口の中に広がります。
しかし、徐々にしょっぱさが追いかけてきて、
……ハ、ハッピーターンだ。
後味はもうかなりハッピーターンです。
バニラアイスとハッピーターンを一緒に食べれば、このような後味になるのではと思えます。
ハッピーターンらしいあまじょっぱさは、ハッピーパウダーのおかげでしょうか。
バニラの向こう側に確かにハッピーターンの存在が感じられます。
そのため、ボーッとしながら食べていると、
さっきまで自分はアイスを食べていたのか、ハッピーターンを食べていたのか、記憶が曖昧になってきます。
どんどん食べていくと、しょっぱさがだいぶ口の中に残るのが分かります。
決してマズくはないのですが、これを好んで食べる人も少ないのではないでしょうか。
ネタとして、一度は食べてみてもいいかもしれませんね。