「お邪魔者2」は、正体隠匿カードゲーム「お邪魔者」に新しい役割・アクション・通路を加える拡張セットです。青と緑の金鉱掘りが競い合い、ボスや横着者、地質学者など目的の異なる役割も登場します。
- 基本セットより役割と駆け引きが大幅に増える
- 2~12人に対応するが、役割を活かすなら5人以上がおすすめ
- 「お邪魔者2」だけでは遊べず、基本セットが必要
- 最初に遊ぶ人は、まず基本セットでルールに慣れると分かりやすい
お邪魔者2とは
| タイトル | Saboteur 2 |
|---|---|
| 発行年 | 2011年 |
| プレイ人数 | 2~12人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| デザイナー | Frédéric Moyersoen |
| 種類 | 「お邪魔者」の拡張セット |
基本ルールは「お邪魔者」と同じですが、勝利条件の異なる役割や新しいカード、金チップによる得点計算が加わります。そのため、基本セットのルールを知っていることを前提に遊ぶ拡張です。
「お邪魔者」と「お邪魔者2」の違い
| 項目 | お邪魔者 | お邪魔者2を追加 |
|---|---|---|
| 役割 | 金鉱掘り・お邪魔者 | 青・緑の金鉱掘り、ボス、横着者、地質学者など |
| プレイ人数 | 3~10人 | 2~12人 |
| 勝利条件 | 陣営ごとに比較的明確 | 役割ごとに異なり、途中で変更されることもある |
| 新要素 | 通路作りと妨害 | チーム対抗、扉、はしご、罠、泥棒、手札交換など |
| 得点 | 金カード | 金チップ |
これから初めて遊ぶ場合は、基本セットの「お邪魔者」が必要です。すでに基本セットを持っていて、もっと役割や駆け引きを増やしたい人は「お邪魔者2」を追加します。
最初に必要な基本セット
追加して遊ぶ拡張セット
新たに加わる役割
青と緑の金鉱掘り
金鉱掘りは青と緑の2チームに分かれます。ゴールまで通路がつながっても、途中に相手チームの扉があると報酬を受け取れないことがあります。全員で協力する基本セットとは違い、どちらのチームを手伝うかが重要です。
ボス
青と緑のどちらが勝っても勝利扱いになります。ただし、受け取る金は通常の金鉱掘りより1金少なくなります。両チームに協力できる一方、自分の正体を読まれない立ち回りが必要です。
横着者
金鉱掘りとお邪魔者のどちらが勝っても勝利扱いになります。ただし、受け取る金は2金少なくなります。どちらにも味方できるため、行動から正体を見抜きにくい役割です。
地質学者
ゴールにつながったかどうかではなく、場に出ている通路カードのクリスタルから金を受け取ります。通路の完成よりも、クリスタルのあるカードを増やすことが目的です。
追加されるアクションカード
泥棒・手を離せ
泥棒カードを自分の前に置いておくと、ラウンド終了時にほかのプレイヤーから1金を盗めます。「手を離せ」は、置かれている泥棒カードを捨てさせるカードです。
手札の交換・調査・役割の変更
- 手札の交換:指名した相手と手札をすべて交換する
- 調査:1人の役割カードを自分だけ確認する
- 役割の変更:自分を含む1人の役割を捨てさせ、新しい役割を引かせる
ゲームの途中で所属や目的が変わることもあるため、序盤の行動だけでは正体を判断できなくなります。
罠・ついに開放
罠を置かれたプレイヤーは通路カードを出せず、罠が残ったままラウンドが終わると、勝利条件を満たしていても金を受け取れません。「ついに開放」で罠を取り除けます。
追加される通路カード
扉つき通路
青または緑の扉が描かれた通路です。その色の金鉱掘りだけが通れるため、ゴールまで道がつながっていても、相手チームの扉に遮られて報酬を得られない場合があります。
はしごつき通路
はしごが描かれた通路同士は、地下でつながっているものとして扱います。離れた場所へ新しいルートを作れるため、行き止まりからの逆転も起こります。
クリスタル
一部の通路カードにはクリスタルが描かれています。これは地質学者の得点に関係し、ゴールへの道とは別の目的を生み出します。
手番とゲーム終了の変更点
通常の「通路カードを出す」「アクションカードを使う」に加えて、次の行動ができます。
- 手札2枚を捨てる:自分の前に置かれた妨害カードを1枚取り除く。補充は1枚なので手札が減る
- パスする:手札を1~3枚捨て、同じ枚数を補充する
ゴールまで通路がつながるか、全員がカードを出せなくなるとラウンド終了です。役割に応じて金チップを受け取り、全3ラウンド終了時にもっとも多くの金を持つプレイヤーが勝ちます。
お邪魔者2を遊んだ感想

基本セットは「金鉱掘りか、お邪魔者か」を推理するゲームですが、お邪魔者2では目的の違う役割が増えるため、誰がどの陣営なのか一段と分かりにくくなります。
手札を2枚捨てれば妨害カードを自力で取り除けるようになり、パスで捨てる枚数も選べます。そのため、基本セットより手詰まりが起こりにくく、自分の判断で状況を変えやすくなりました。
一方で、役割とカードの効果が増えるぶん、初めて遊ぶ人だけで始めると説明量は多めです。まず基本セットを数回遊んでから追加する方が、それぞれの変更点を楽しみやすいです。
おすすめする人・注意が必要な人
おすすめする人
- 基本セットの展開に慣れ、さらに複雑な駆け引きを楽しみたい
- 5人以上で遊ぶ機会が多い
- 正体隠匿やチームが途中まで分からないゲームが好き
- プレイヤーごとに違う勝利条件があるゲームを楽しめる
注意が必要な人
- これから「お邪魔者」を初めて遊ぶ
- 少ないルールで手軽に遊びたい
- 2~4人で遊ぶことが多い
対応人数は2~12人ですが、役割の多さを活かすなら5人以上がおすすめです。少人数中心なら、まず基本セットや2人用の独立作品を検討すると選びやすいでしょう。
購入前に確認したいこと
すでに基本セットを持っている方はこちらです。
基本セットを持っていない方は、まずこちらを用意します。
まとめ
お邪魔者2は、基本セットの分かりやすさを残しながら、チーム対抗や新しい役割、罠、泥棒、扉などを加える拡張です。誰の目的が何なのか最後まで読み切れない展開が増え、大人数での駆け引きがより濃くなります。
初めて遊ぶ場合は基本セットから、すでに何度も遊んで展開を増やしたい場合は「お邪魔者2」を追加するのがおすすめです。




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