お邪魔者2はお邪魔者の拡張セットです。役割やアクションカード、通路カードの種類が増えて12人まで遊べるようになります。(お邪魔者は10人まで)
新しいルールが加わるので、お邪魔者のルールを知っていることが前提になります。お邪魔者のカードをそのまま使うため単体では遊べません。
お邪魔者2について
新たな役割
金鉱掘り
金鉱掘りは青と緑の2チームに分かれています。
各チームはライバル同士のため、ゴールにつなげた色のチームが勝ちます。
金鉱掘りチーム以外がゴールにつなげると、お邪魔者以外が全員勝利します。
ボス
青と緑、どちらのチームが勝ってもボスは勝ち扱いとなります。
ただし、もらえる分け前が1金少なくなります。
横着者
金鉱掘りとお邪魔者、どちらが勝っても横着者は勝ち扱いとなります。
ただし、もらえる分け前が2金少なくなります。
地質学者
通路をつなげるかどうかに関係なく、通路カードに見えているクリスタル分の金チップを受け取ります。
新たなアクションカード
泥棒
自分の前に公開して置いておきます。
ラウンド終了時、金を分配してから誰かの1金を盗みます。
手を離せ
誰かの泥棒カードを捨てさせます。
手札の交換
誰か1人を指名して、手札をすべて交換します。
調査
誰か1人の役割カードを見ます。
役割の変更
自分を含めた誰か1人を選び、その人の役割を裏のまま捨てさせます。
捨てさせられた人は役割の山からランダムに新しいカードを引きます。
罠
誰か1人の前に置きます。
罠がある限り、通路カードを出すことができません。
また、罠がある状態でラウンドが終わってしまうと勝っていても分け前がもらえません。
ついに開放
罠カード1枚を取り除きます。
新たな通路カード
新たな通路カードとして扉つき通路が加わります。青か緑の扉になっており、その色の金鉱掘りしか通ることができません。たとえ、ゴールしたとしてもルート上に相手の扉がある場合は報酬がもらえません。
他に、はしごつき通路が加わります。これはトンネルのようなもので、他のはしごつき通路につながっています。
また、いくつかのカードにはクリスタルが書かれています。
ゴールには関係なく、地質学者だけに意味があります。
アクションの変更点
手番で行えるアクションは3種類から4種類に増えました。
「通路カードを出す」「アクションカードを使う」に加えて、以下の2つが行えます。
2枚捨てて手元にあるカードを取り除く
手札から好きな2枚を捨てて、自分の手元にある邪魔なカードを捨てることができます。ただし、補充は1枚のため、やればやるほど手札枚数が減ってしまいます。
パス
1~3枚のカードを捨てて、同じ枚数を補充します。
ラウンドとゲームの終了
ゴールまで通路がつながった、またはつながらなかった場合は役割に応じて金チップを受け取ります。
金チップには1~3が書かれており、勝利者の人数によって引ける枚数が決まります。
全3ラウンド行い、金チップの得点がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
できることが大幅にアップ
お邪魔者では2種類の役割しかありませんでしたが、お邪魔者2では6種類に増え、できることが大幅に増えました。中には地質学者のようなゴールに興味がないプレイヤーも出てくるため、誰が何なのか分かりづらくなっています。
また、手札を2枚捨てればどんな妨害カードも除去できるようになり、捨てる枚数も3枚まで選べるようになったので、前よりも手詰まりになりにくくなっています。
ちなみに役割は15枚の中から1枚を渡されるので、そのゲームでどんな役割が入っているのかは分かりません。
せっかくの新しい役割を活かすためにも5人以上で遊ぶのがオススメです。
タイトル | Saboteur 2 |
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発行年 | 2011年 |
プレイ人数 | 2~12人 |
プレイ時間 | 45分 |
デザイナー | Fréderic Moyersoen |