バーガーアップは注文に合わせてハンバーガーを作る2~4人用のカードゲームです。カードは上下で違う食材が描かれているため、注文通りのハンバーガーを作るためには組み合わせをよく考えなければなりません。
バーガーアップについて
プレイヤーは初期手札と初期資金、バーガーの皿2枚、そしてフライ返しカードを受け取ります。資金は食材カードを使うときに使いますが、そのまま得点でもあります。
場には山札から公開された3枚の食材カードと注文カードが並んでいます。注文カードには使用すべき食材、使用してはダメな食材、大きさなど、さまざまな要望が書かれています。
各プレーヤーのターンは以下の4フェイズに分かれています。
1.Market(市場)
場に並んでいる3枚の食材カードから、1枚1金で好きな枚数買うことができます。
2.Build(作成)
手札から3枚まで自分の皿に食材カードを乗せます。
食材は種類ごとに異なるアイコンがあり、それが上手く組み合わさるように乗せる必要があります。上下2つの食材が書かれていますが、使用するのは片方だけです。
3.Burger Up(給仕)
注文カードを満たしていれば、それを受け取り、完成したバーガーは捨札になります。その後、大きさに応じたお金を受け取ります。
4.Clean Up(クリーンナップ)
市場の食材カードを補充します。そのあと手札を好きな枚数捨てて、山札から4枚になるように引きます。
基本的に一度乗せた食材は移動させることができないのですが、フライ返しカードを使うことで移動させたり、捨てたりすることができます。ただし、その分、フライ返しカードから得られる得点が減ります。
注文カードが補充できなくなったら、そのラウンドを最後まで行いゲーム終了です。
お金が1金1点、フライ返しが4点or2点or0点、もっとも多くのバーガーを作った人は追加点を得て、もっとも合計得点が多いプレイヤーの勝利です。
もう別のオーダーで途中まで作っちゃったよ!
注文カードには、「3つの異なるソース」「3種類の肉」「3枚以下」など具体的な注文が書かれているので、何をすべきかが分かりやすいです。
バーガーは重ねられた枚数によってお金が増えるため、注文をすでに満たしていても、そのままどんどん積み重ねていっても構いません。もちろん、そうすると完成までの時間が延びるので、他の人にその注文を取られてしまう可能性がでてきます。
今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで1時間ほどでした。
10枚以上重ねると、手札で置けるカードが3枚から4枚にすることができるですが、今回のプレイでは誰も達成できませんでした。思った以上に注文が厳しく、なかなか余裕がありません。
カードに2つ書かれている食材は、組み合わせの種類が多く、初めのうちはどれとどれが組み合わさるのか分かりづらいです。しっかり規則を守らないと乗せられないので「要求されているものは全部手元にそろっているけど作れない」といったこともよくあります。
ゲーム中は他の人がどれを作ろうとしているのか、よく見ておく必要があります。そうしないと「ずいぶんと重ねたけど、どの注文も満たしてない」となってしまい、完成がどんどん遅れてしまいます。
ルールは簡単なのですが、どれとどれが重なるのか直感的に分かりづらいのが難点ですね。イラストがリアルなので、お腹が空いているときに遊ぶのは辛そうです(笑)