「デックローグ」は1人用のデッキ構築ローグライクゲームです。モンスターを倒すと報酬として武器や魔法、スキルが手に入ります。それでデッキを強化しつつ、ボスに挑みます。
デックローグについて
準備
初期デッキカードをシャッフルしてデッキにします。
このゲームでは指示がない限りデッキをシャッフルしません。デッキがなくなり、新たなデッキを作る際には、捨て札をそのままひっくり返して新たなデッキにします。
報酬カードをシャッフルして山札にします。
ボスカード3枚の中からランダムで1枚を選びます。カードは両面仕様となっているため「★ボス」のほうを表にします。
モンスターカード8枚の中からランダムで4枚を選びます。こちらも「★」のほうを表にします。モンスターカードの近くにチップを3枚置きます。
オタカラカードをシャッフルして山札にします。その後、3枚を引き、1枚を選んで残り2枚をゲームから除外します。
ゲームの流れ
まずは「★」エリアの攻略です。ボスを倒すと「★★」エリアの攻略になります。
ゲームの流れは以下の通りです。
- モンスターと戦闘
- 報酬の獲得
- (モンスターをすべて倒したら)ボスとの戦闘
1.モンスターとの戦闘
- 戦闘開始フェイズ
- アクションフェイズ
- 敵チップ&敵アクションフェイズ
- 手札調整フェイズ
モンスター1体を選び、HPをセットします。
手札の「アタック」「スキル」は任意の順番で使用できます。使用したカードは表向きのまま、捨て札として重ねておきます。
敵のHPを0にしたら勝利で「報酬の獲得」に移ります。
敵のHPが残っていれば「敵チップ&敵アクションフェイズ」に移ります。
戦闘中のモンスターにチップを1枚置きます。敵は置かれているチップの枚数に等しい行動をとります。
この際、手札の「ブロック」を使ってダメージを軽減することができます。
モンスターにチップが3枚置かれていたら、すべてのチップを取り除きます。
その後「手札調整フェイズ」では、好きな枚数の手札を選んで捨て札にします。それから手札が3枚になるようにデッキからカードを引きます。
デッキがなくなったら捨て札をそのまま裏返して、新たなデッキにします。
アクションフェイズから手札調整フェイズまでをどちらかのHPが0になるまで繰り返します。
2.報酬の獲得
モンスターを倒したならば報酬を獲得します。
報酬の山札から3枚カードを公開し、その中から1枚を選び、手札に加えます。
手札から好きな枚数を捨て、再び手札が3枚になるようにカードを引きます。
3.ボスとの戦闘
ボスとの戦闘は、通常のモンスターの戦闘と変わりません。
戦闘に勝利したら「★★」エリアに移ります。
「★」と同様にボスとモンスターの準備をしますが、この際「★★」の面のカードを使用します。
「★★」エリアの攻略開始前に「オタカラ」が獲得できます。こちらも初期と同じように3枚のうち1枚を選びます。
ゲームの終了
「★★ボス」の勝利したら。ゲームクリアです。
初めて「★★ボス」を倒したら、同梱されている封筒を開けましょう。
お手軽1人用ローグライク
1人専用のカードゲームです。Slay the Spireを知っている人ならば、すぐに理解できる内容となっています。
ランダムに獲得するカードに一喜一憂しながら、ボスを倒すことを目指します。
カードによってはコンボも決まるため、遊ぶたびに「こんな使い方があったのか」という発見もあります。
モンスターやボスも曲者ぞろいで、ほかのモンスターは楽勝だったのに、特定のモンスターにはあっさり負けてしまうことも。
最近ではボードゲームにもソロ用のルールが用意されていることが多いですが、ソロ専用はそこまで多くありません。また、ソロルールがあっても、準備の手間はあまり変わらないため、なかなか腰が重くなってしまうのも事実です。
デックローグの場合、準備はすぐに終わりますし、1ゲームも30分ほどで終わるため、繰り返し遊びやすいです。複雑なルールなもないので、1度流れを覚えればサクサク遊ぶことができます。
ボスを倒すと開けることができる封筒が入っているのもニクい演出ですね。
わたしも何度か遊び、先日とうとう★★ボスを倒したので封筒を開封しました。もちろん中身については秘密ですが、思わずニヤリとしてしまうような内容でした。
さまざまな実績が用意されているので、それを達成していくという遊び方もできます。
さらに高難易度で楽しむための「ミニ拡張:アセンション」も出ており、そちらもすでに購入済みです。
デッキ構築が好きな人、1人で手軽に遊べるゲームを探している人におすすめのゲームです。
タイトル | デックローグ |
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発行年 | 2024年 |
プレイ人数 | 1人 |
プレイ時間 | 5~30分 |
デザイナー | 工藤さん |