ASHES – RISE OF THE PHOENIXBORNはダイスを使ったカードゲームです。一般的なTCG(トレーディングカードゲーム)のように山札からカードを引き、ユニットを出して相手を攻撃するのですが、さまざまな独自要素があります。
基本セットには6キャラクターが入っており、さらに4キャラクターの拡張パックが発売されています。
ASHESの特徴
ダイスの使用
ASHESではダイスを使用します。
ゲーム専用のダイスで自然、魅了、儀式、幻影の4種類があります。目はパワーシンボル×1、クラスシンボル×2、基本シンボル×3の六面体です。基本シンボルはすべてのダイスが同じマークですが、他のシンボルはダイスによって違います。
一般的なTCGだとカードを出すためにはマナ要素が必要です。
たとえば、マジック・ザ・ギャザリングならば土地を出し、それをタップすることでマナを出し、カードをプレイします。また、最近のデジタルTCG、ハースストーンやシャドウバースではターンが進むにつれ、支払えるコストが増えていきます。
ASHESではこの役目をダイスが果たします。そのため、後半にならないと強力なクリーチャーが出せないといったことがありません。
もちろんダイス目を変更する方法も複数用意されているため、運頼みにはなりません。
ラウンドとターン
ASHESにはラウンドの中にターンが存在します。
ターンの中にはメインアクションとサイドアクションが存在します。
メインアクションは必ず行わなければならず、サイドアクションは任意です。順番も任意で、サイド、メインの順でも構いません。
通常のTCGでは片方ができることをすべてやり、もう片方に交代という形になりますが、ASHESでは1アクションごとにターンが変わります。
そして全員がパスをすればラウンド終了となります。
魔物パイル
ASHESではデッキの他に魔物パイルという山があります。
魔物パイルにあるユニットは、場に出した展開呪文から呼び出されます。倒された場合は魔物パイルに戻ります。また、デッキの中にもユニットがあり、こちらは手札から場に出ます。通常のユニットは倒された場合、捨札になります。
かなり独特なカードゲーム
デッキは30枚で魔物パイルはキャラクターによって枚数が異なります。キャラクターは6人いて、それぞれ2種類×5の10個のダイスを使用します。
今回は2人で5戦ほどやり、一通りキャラクターを使用してみました。
キャラクターごとにかなり戦い方が変わってくるため、違ったやり方が求められます。初めは「なんだ、このカード?」と思うようなものもあるのですが、使っていくうちに意味が分かってきます。
ちなみにASHESは4人まで遊べるようになっています。遊んでみた感じ、ベストは2人のような感じもしますが、3人だとどんな感じになるかも試してみたいです。
また、構築ルールやドラフトルールなどもあるので、そのうちいろいろ試してみたいですね。
次回はそれぞれのキャラクターやカードについての感想などを書きたいと思います。
タイトル | Ashes Reborn: Rise of the Phoenixborn |
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発行年 | 2015年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~120分 |
デザイナー | Isaac Vega |
BGGリンク | Ashes Reborn: Rise of the Phoenixborn | BGG |