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[ボードゲーム] ASHES 各キャラクターについて

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ASHESの基本セットには6人のキャラクターがいます。それぞれまったく違うカード構成になっており、キャラクター(ゲーム中ではフェニックスボーンと呼びます)のライフも置けるカード枚数も異なります。1日で5戦してみて、すべてのキャラクターを見たので、その感想をまとめます。

体力値はキャラクターのライフ、戦場値は配置できるユニットの数、呪盤値は配置できる展開呪文の数です。

ASHES フェニックスボーン

コール・ロアークィン

体力値 15
戦場値 6
呪盤値 5
ダイス 自然&儀式

呪文の構成のバランスがよく、初めて使うのにうってつけのフェニックスボーンです。

魔物パイルは鉄の犀だけというシンプルな構成ですが、攻撃値が5で体力値が4とかなり強力です。鉄の犀はテキスト効果はありませんが、他のユニットがいろいろな効果をもっているため、相手に合わせた立ち回りができます。

力にまかせて直接相手を討つデッキです。

マイオーニ・ヴァイパー

体力値 22
戦場値 3
呪盤値 4
ダイス 魅了&自然

相手ユニットを倒すことで強力になっていく銀の蛇が鍵となるデッキです。ユニットは魔物パイルにある銀の蛇と金箔塗りだけなので、いかにして銀の鍵を強くするかにすべてがかかっています。

カード構成も銀の蛇が中心になるように構成されており、ユニットに対する呪文を打ち消したり、消耗トークンを除去したり、移動したりと大きく成長した銀の蛇の一撃にかけるようになっています。

アラデル・サマーガード

体力値 16
戦場値 8
呪盤値 4
ダイス 自然&幻影

追加コストを支払うことで1度に2体配置することができる雪の精が特徴です。戦場値が多いため、早めに戦場で優位を取ることができます。またユニット数に応じてダメージを与える呪文があるため、それによって相手のユニットを排除することができます。

戦場に登場したユニットを一旦消耗させる青豹も強力で、これで相手のブロックをなくし、数の暴力で相手を攻撃します。

ジェッサ・ナ・ニ

体力値 18
戦場値 5
呪盤値 4
ダイス 魅了&儀式

いかに相手にとって嫌らしい立ち回りができるかで勝敗が決まるデッキです。ターン終了時にダメージを与えるユニットを相手の戦場に配置したり、自分がダメージを受けることで相手にもダメージを与えるユニットがいたり、ダメージを別なユニットに移動させるユニットがいたりと、カード構成が本当に嫌らしいです。

相手が嫌がることに喜びを感じる人にはたまらないデッキです。

サリア・ガイドマン

体力値 20
戦場値 5
呪盤値 4
ダイス 魅了&儀式

カードドローと相手へのディスカードに特化したデッキです。ASHESでは山札がなくなり、カードを引かなければならなくなるとライフが減っていくため、早々に相手のデッキを削り取り、そこから相手をじわじわとなぶっていくのが特徴です。

ノア・レッドムーン

体力値 20
戦場値 6
呪盤値 3
ダイス 幻影&儀式

自分のユニットにダメージを与えつつ、相手にもダメージを与えるという特殊な立ち回りが要求されるデッキです。フェニックスボーンがダメージを受けると相手ユニットにダメージを与えるカウンターもあり、さまざまな犠牲を自分に強いながら相手を倒します。

各キャラクターの印象

5連戦して5人のキャラクターを使ったのですが、初めに使ったコール・ロアークィンが分かりやすく強力だったイメージです。相手に直接攻撃するだけでなく、サポート系の呪文もそろっているので、そつなく戦うことができます。

キャラクターの強弱に関しては、体力値を見れば参考になるでしょう。やはり体力値が低いキャラクターが強く、体力値が高いキャラクターは独特な立ち回りを要求させられる印象です。ハマれば強いですが、ハマらないと一方的にやられてしまう可能性があります。

たとえば、マイオーニ・ヴァイパーはそもそもユニットが少ない上に、銀の蛇によって味方ユニットがデッキから除去されてしまうの(自分の味方ユニットという意味ではなく、敵の味方ユニットという意味のようです。だとすると、もっと使いやすそうですね)で、最終的にユニットがいなくなってしまう可能性があります。そうなるともはや勝ち目はないでしょう。

5戦やってみてなんとなくそれぞれのイメージはつかめたのですが、それを踏まえて新しいデッキを作るのはまだまだ先になりそうですね。

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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。