友達や恋人同士、家族2人で遊べるトランプゲームを5つ紹介します。
簡単なルールで子供と一緒に遊べるようなものから、大人同士でじっくり考えながら遊ぶゲームまで、さまざまなゲームを取り上げています。
ソノ
5×5のスペースに交互にカードを出していき、ポーカーのような役を作っていくゲームです。
1人が縦列、もう1人が横列を担当します。
25枚のカードを使用し、手札が10枚ずつです。残り5枚は正方形の対角線になるように裏向きのまま斜めに配置します。
手番ではすでに配置されているカードに隣接するように手札を1枚出します。あらかじめ置かれた裏向きのカードは、2辺にカードが置かれると表になります。
こうしてお互いにカードを出していき、すべての手札を出し切るとゲーム終了です。配点表に従って、各自の得点を計算し、合計得点が多い方がゲームに勝利します。
共通の場所にカードを置いてくため、どうしても相手の手助けになるような置き方をしなければならないこともあります。
どうやって自分の方の得点を伸ばすかが悩ましいゲームです。
2人用大富豪
定番のトランプゲーム大富豪(大貧民)を2人用にアレンジしたゲームです。
カードを配りきるのではなく、山札を残すことで、相手が持っているカードを推測できないようになっています。
相手よりも強くなるように交互にカードを出していき、出せなくなってパスをすると山札からカードを1枚引くことができます。
これを繰り返し、手札をすべて出し切ることができればゲームに勝利します。出し切ったときに相手が残している手札の枚数がポイントになります。
パスしてカードを引くことで、強い役がそろうことがあるため、逆転のチャンスが生まれます。シンプルなルールなので、お子さんでも十分に楽しむことができます。
ドゥビトー
トランプを2組使うゲームで、1~4人で遊ぶことができます。
自分の前にある4列に対してルールに従ってカードを出していき、出せなくなってしまうと脱落です。
手番では手札からカードを1枚出し、その後、山札から1枚補充します。
- スート(トランプのマーク)を問わず小さい順
- すべて同じスート
- 同じスートで小さい順
- すべて同じ数字
出した枚数によって得点が入るのですが、上から1点、2点、3点、4点と得点が高くなります。
全員がカードを出せなくなるとゲーム終了で、合計得点がもっとも高いプレイヤーの勝利です。
4つのうち、どこかにカードを置くだけのゲームなのですが、「本当にここでいいのか??」と思わず自問自答してしまう、とても悩ましいゲームです。
ヤニブ
2~8人で遊ぶことができるトランプゲームです。
最初に5枚ずつ手札を持っており、カードをプレイして1枚補充するか、ヤニブを宣言するかを選びます。ヤニブを宣言できるのは、手札の点数が5点以下の場合のみです。
ヤニブが宣言されたならば、お互いの手札を公開します。
ヤニブを宣言したプレイヤーの手札が単独で最小ならば、他のプレイヤーは手札の合計分だけの得点を獲得します。同点、またはそれ以下のプレイヤーが他にいた場合は、ヤニブを宣言したプレイヤーが手札の合計点数+30点を得ます。
誰かの合計得点が101点以上になるとゲーム終了です。もっとも得点が低いプレイヤーがゲームに勝利します。
どのタイミングでヤニブを宣言するかがとても悩ましいゲームです。
ジャーマンホイスト
トリックテイキングと呼ばれるジャンルの2人用ゲームです。
ルールに従ってカードを出していき、強いカードを出したプレイヤーが、今回出されたカードを獲得します。
ジャーマンホイストでは山札があり、1番上が公開されています。勝った方が公開されている方、負けた方はその次の裏向きのカードを手札に加えます。これを山札がなくなるまで繰り返すと前半戦終了です。
後半戦は山札がない状態で再びカードの勝負をしていきます。
このゲームで得点になるのは後半戦だけです。
そのため、前半戦で強そうなカードを獲得し、弱そうなカードを相手に押しつけて勝負に挑まなければなりません。
もう少しルールを追加した「スーパートランプ」というゲームもオススメです。