ドゥビトーはトランプ2組を使う1~4人用のゲームです。ルールにしたがって各自が4列にカードを置いていき、高得点を取ることを目指します。
ドゥビトーについて
ジョーカーを抜いたトランプ2組(52枚×2)をよくシャッフルし、各プレイヤーに8枚ずつ配ります。残りは山札として置いておきます。
手番では自分の前にある4列のうち、いずれか1列にカードを1枚置きます。序盤は列がないので、どの列にカードを置くか宣言しながら置きましょう。
- 列1:スート問わず昇順(小さい数から大きい数、同数は不可)。
- 列2:すべて同じスート。
- 列3:スート同じで昇順。
- 列4:すべて同じ数字。
それぞれの列は左から右に向かってカードを置いていきます。
カードを出したら山札から1枚を補充します。
もし、ルールに従ってカードを置くことができなくなったら、そのプレイヤーは終了です。これを繰り返し、すべてのプレイヤーが終了するか、すべてのカードがなくなるまでゲームを続けます。
- 列1:1枚1点
- 列2:1枚2点
- 列3:1枚3点
- 列4:1枚4点
最後に得点計算を行い、もっとも合計得点が多いプレイヤーの勝利です。
バリアントルール:スビトー(Subito)
ゲーム内容は同じですが、手番で好きな枚数のカードを出すことができます。
その後、8枚になるように手札を補充します。
本当にそこに置いて良いの?
作者はバトルラインやラー、モダンアートなどたくさんのゲームを手がけているライナー・クニツィアです。
手番ですることは、ただカードを置くことだけなのですが、どこに置けば良いのかがとても悩ましく、クニツィアジレンマが感じられます。
今回は4人でスビトーのルールで遊んでみました。
スビトーだと一手番で何枚もカードを出すことができるため、展開が早くなります。初めてということもあり、様子を見つつ1枚、2枚をプレイしていったのですが、思ったよりも早く山札がなくなり、結局誰も終了することなく終わってしまいました。
列による点数がかなり違うため、いかに3列目4列目が揃えられるかがポイントになってきます。そのため、上手いこと同じ数字のカードが集まれば大量得点が獲得できます。
トランプが2組あれば簡単に遊べるので、ぜひ試して欲しいトランプゲームです。