トレック12は登山をテーマにしたダイス&ペンゲームです。2つのダイスを振り、その組み合わせによってシートに数字を書き込んでいきます。ソロモードを含めた3つのゲームモードが用意されています。
トレック12について
トレック12には3つのゲームモードがあります。
- 「短期登山」モード
- 「遠征」モード
- 「単独登攀(たんどくとはん)」モード
短期登山モード
もっともシンプルなルールの短めのゲームです。
ルールの基本を学んだり、あまり時間がなかったりするとき向けです。
遠征モード
3回の登山の後に、もっとも名声が高いプレイヤーが勝利します。
道具や仲間が書かれた補助カードを使用します。
単独登攀モード
ソロ用のルールです。
マックスというライバルが登場して、彼に勝つことを目指します。
トレック12「短期登山」モードについて
短期登山モードではダイス2個とシート1枚を使用します。シートは3種類の中からどれを選んでも構いません。ペンは同梱されていないため、自分で用意する必要があります。
ダイスは赤(1~6の目)、黄(0~5の目)の2種類です。
ゲームの流れ
いずれかのプレイヤーがダイスを2個振ります。
各プレイヤーは同時に値を選びます。選び方は以下の5種類です。
↓ | 低い方の目 |
---|---|
↑ | 高い方の目 |
- | 2つの目の差 |
+ | 2つの目の和 |
× | 2つの目の積 |
選んだならばシート右上の該当するマスにチェックを入れます。
その列がすべてチェックされている場合は選べません。
その値をシートのいずれかの丸に書き込みます。
最初は好きな場所に書き込めますが、以降はすでに書き込んでいる丸に隣接するように書き込みます。
丸の中には12までしか書くことができません。それを上回る値を書くしかない場合には、ペナルティのマークを書き込みます。
登攀ルート
値を書いたときに、隣の数字と連続している(1つ上か1つ下)場合、その2つの数の間に線を引きます。1つのルートに同じ数字を入れることはできません。
区域
同じ数字が2つ以上隣り合うと、区域となります。
見た目が分かりやすくなるように、同じ模様を書き込んでおきます。
ゲームの終了
シートをすべて埋めるとゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも勝利点が高いプレイヤーの勝利です。
いろいろな遊び方ができる紙ペンゲーム
「短期登山」モードは、コンポーネントのごく一部しか使用しないため、練習のような感じです。ルールもシンプルで、1プレイの時間も短いです。
「遠征」モードでには、6つの封筒が用意されており、プレイするまで開けないように指示されています。恐らくこれがゲームのメインとなりそうです。
今回はとりあえず短期登山モードを1人で遊んでみました。1プレイ20分ほどです。
序盤は自由に組み合わせを選べるのですが、だんだんと選択肢が狭まっていきます。終盤になると意図せぬ数字を書く必要が出てきて、登山の厳しさを思い知らされます。
基本ルールは理解できたので、今度は単独登攀モードで遊んでみようかと思います。
タイトル | Trek 12: Himalaya |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 1~50人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
デザイナー | Bruno Cathala, Corentin Lebrat |
BGGリンク | Trek 12: Himalaya | BGG |