「ビールブーム」は「ビールパイオニア」の拡張モジュールセットです。5つのモジュールが入っています。1回のゲームでは、その中から2つまでのモジュールをゲームに加えます。個性豊かなモジュールが加わることで、さらに多彩な展開が楽しめるようになりました。

ビールパイオニア:拡張 ビールブームについて

ボードゲームのビールパイオニア拡張

ビールブームには5つのモジュールが入っていますが、一度に使用するのはそのうち2つまでが推奨されています。また、ソロプレイ用のルールと内容物も入っているため、1人でも遊べるようになります。

基本ゲームの追加内容物

新たなアクションカードが13枚加わります。これは、どのモジュールを加えるかに関係なく、山札に加えて構いません。

また、基本ゲーム用の新たな準備カードが2枚加わります。(ゲームで使用するアクションを決めるカード)

モジュール①醸造粕

「ドラフトマーカー」「アクションタイル」「セラータイル」「アクションカード」などが新たに加わる大型モジュールです。

醸造によってドラフトマーカーが手に入り、それを使って新たなアクションができるようになります。

ドラフトマーカーは返すこともできますが、その際、ちょうど3枚でなければなりません。ゲーム終了時、残ったドラフトマーカーは2枚でマイナス1点です。

モジュール②輸出

「輸出タイル」「アクションタイル」「輸出ディスク」「鉄道コマ」が加わるモジュールです。

鉄道コマを使用し、新たなアクションができるようになります。これによりビールの輸出が可能です。

ビールの輸出には、同じビール2つと樽2つが必要で、達成することでボーナスが得られます。

ただし、ゲーム中に2回輸出を行わないと、ゲーム終了時に減点があります。いくら減点になるかはプレイ順によって異なり、ゲーム開始時に輸出ディスクによって表示されています。(輸出するとそのタイルが輸出タイルに移る)

ゲームの終了条件が22点になります。

モジュール③2倍の窯

「窯タイル」「醸造ダイヤル」「目標カード」「醸造塔の拡張タイル」が加わります。

同じ種類のビールを同時に造れるようになる窯タイルが加わります。これにより、同じビールが同時に造れるようになります。

追加の窯タイルは各種1枚ずつしかないため、早い者勝ちです。

ゲームの終了条件が22点になります。

モジュール④自社ブランド

「自社ブランドの窯タイル」「宣伝部門の拡張タイル」「特殊醸造ダイヤル」が加わります。

自社ブランドとして、任意のビールが造れるようになります。これにより、同じビールを同時に醸造したり、通常自分が醸造できないビールを造ったりすることもできます。

ゲームの終了条件が22点になります。

モジュール⑤リトファスゾイレ

「リトファスタイル」が加わります。

ブロックトークンを取り除いた際、箱に戻さずにラウンド終了ボードの近くに置いておきます。ラウンド終了フェイズで、ブロックトークンの数を数え、プレイ人数を超えている場合、リトファスタイルの山から1枚を公開します。

これにより、手番順アクションエリアのアクションが変更されたり、ゲームボードに新たなアクションが加わったりします。

その後、そのエリアからプレイ人数+1枚のブロックトークンを取り除き、箱に戻します。

ミニ拡張:電球

ボーナスアクションボードの電球2個だった条件が、電球3個に変更されます。

これにより上級ボーナスアクションが若干やりづらくなります。

できることが増える良拡張

ボドゲのビールパイオニアの拡張

同時に3つ以上のモジュールを入れることが推奨されていないため、さまざまな組み合わせが楽しめる拡張セットです。

今回は「輸出」「リトファスゾイレ」の2つを選び、2人で遊んでみました。基本ルールをざっと復習しながら遊び、プレイ終了まで2時間半ほどでした。

輸出はわかりやすいルールで、同じビール2種類と樽2つを出荷することで、輸出タイルに描かれているものが得られます。

ビールを輸出するだけでなく、好きなビールを3金で買えるアクションもあるため、自分が醸造できないビールを強引に出荷するということができるようになっています。

また、最低でも1金はもらえるため、選択肢が広くなりました。

リトファスゾイレは運任せではあるものの、全員に同じ効果が発動するため、プレイヤー間の有利不利は発生しづらいです。

今回わたしは、拡張タイルや目標の達成など、ビールの出荷以外の部分で細かく得点を重ね、そのまま逃げ切りを狙いました。

じわじわと得点差を伸ばし、終了トリガーを引くまで稼いだものの、結局、コツコツ出荷した相手に大きく逆転され、最終的には35対23で負けてしまいました。

やはり真っ当にビールを造ったほうが強そうですね(笑)

今回使用した「輸出」「リトファスゾイレ」は、そこまでルール量も増えないため、気軽に入れることができます。

とくに輸出での「3金で好きなビールが買えるアクション」は「これさえあれば出荷できるのに……」という状況をクリアしてくれるため、地味にうれしいです。

アクションカードの種類が増え、ソロプレイもできるようになるため、ビールパイオニアが気に入った人ならば持っていて損がない拡張セットです。

タイトル Bier Pioniere: Bier Boom
発行年 2024年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 70~90分
デザイナー Thomas Spitzer
BGGリンク Bier Pioniere: Bier Boom | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。