届いたばかりのゲスクラブをさっそく4人で遊びました。その後で、こちらも同じく届いたばかりのFACTORIA(ファクトリア)を遊びました。ゲスクラブは4人でも十分に楽しめましたが、もっと人数が多い方が盛り上がりそうです。
ゲスクラブ
下衆(げす)クラブではなく、Guess(推測する)クラブです。
お題に対して1人6個ずつの回答を書き、それが全体でどの程度一致しているかを賭けるゲームです。
たとえば、親が「休日の過ごし方」「アニメキャラ」「アメリカといえば」といったお題を出します。それに対して全員が6つの異なる回答を考えて、手元のカードに書きます。(カードはホワイトボードのように消すことができます)
手番では、手札の回答カードを出すか、賭けをするかを選びます。
回答カードを出した場合、他の誰かと一致していれば得点が入ります。逆に誰とも合っていなければ失点です。
賭けは、ラウンド終了時にいくつ答えが一致していたかを予想します。これに正解すれば報酬があります。
この賭けの存在がポイントで、どの順番でカードを出していくかという戦略性を高めています。
お題はかなりバリエーションが豊かなので、あまりに範囲が広すぎるとほとんど答えが一致しない恐れがあります。そのため、お題に対して「無理だ」と感じたら拒否することもできます。これもなかなかめずらしいルールですね。
8人まで遊べるので、できるだけ大人数で遊んだ方が面白そうです。
1つ1つのコンポーネントが豪華なのもいいですね。
ペンやカードホルダーもしっかり入っているので、他に何かを用意する必要もありません。
FACTORIA(ファクトリア)
高評価のツイートを何度か見かけたので、気になって購入してみたゲームです。
拡大再生産を繰り返して、先に100ゴールドを貯めた人の勝利です。
すべてのフェイズが同時進行で行われるので、個人の手番などはありません。
- 工場選択
- 工場稼働
- 発掘/市場
- 技術開発
という4つのフェイズを繰り返して、どんどん拡大再生産を行っていきます。
やることはとてもシンプルなのですが、序盤はあまりに状況が動かないので「これで本当に100ゴールドまで達するのか……」と不安になります。ただ、一度場が動き始めると急激に拡大していくため「あれ、次くらいで終わる?」となります。
永続効果をもたらす技術や、バッティングによって効果が変わる工場選択など、コンパクトながらも面白い要素が詰め込まれています。
時間もそれほどかからない上に、工場や技術が両面仕様になっているので、バリエーションも豊富でリプレイ性が高いです。
一応、お金を管理するトラックがあるのですが、今回はポーカーチップを使用して遊びました。こちらの方がやはり分かりやすいですね。
値段に対するコストパフォーマンスが高く、拡大再生産が好きな人に遊んで欲しいゲームです。