ゲスクラブは2~8人用のパーティゲームです。全員がテーマに当てはまる言葉を6個ずつ書き、他の人が何を書いたのか推測(guess)しながら、賭けも行っていきます。全3ラウンド行い、最後に所持金がもっとも多かったプレイヤーの勝利です。
ゲスクラブについて
各プレイヤーは自分の色の回答カード・プレイヤーマーカーとカードホルダー、ペン、さらに初期資金として$150を受け取ります。
ゲームボードとボーナスボードをテーブル中央に置き、予想エリアの0の位置にガラストークンを置きます。報酬表カードに従い、ボーナスボードにお金を補充します。
各ラウンド、1人が親となりカテゴリーカードからお題を出します。お題は回答が10個以上存在するものでなくてはなりません。他のプレイヤーは、もしそのお題がダメだと思ったら拒否することもできます。
お題が決まったら全員が回答カード6枚に答えを書いていきます。この際、他のプレイヤーの回答を見てはいけません。6枚すべてを書いたらカードホルダーに差して手札のようにします。
手番では以下の2種類のうち、いずれか1つを実行します。
1.手札を1枚出す
自分の手札1枚を出します。
このとき、同じ答えを書いていたプレイヤーは全員そのカードを出します。
1人でも回答が合っている人がいる | 賞金ボウルに入った中身をすべて獲得します。 ガラストークンを1つ大きい数字に移動させます。 |
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誰も合っている人がいない | $10を賞金ボウルに支払います。 |
賞金ボウルが空になったらストックから$30を補充します。
2.賭けを行う
$10を賞金ボウルに支払い、ラウンド終了時にガラスマーカーがどこにあるかを予想します。
同じ数字に賭けることができるのはマーカー2つまでです。同じ数字に同じプレイヤーが賭けることもできます。
得点フェイズ
いずれかのプレイヤーの手札がなくなったらそのアクションを最後まで行い、得点フェイズに進みます。
各プレイヤーは残った手札×$20を賞金ボウルに支払います。さらにボーナスボードにある報酬も賞金ボウルに入れます。
その後、ガラストークンの位置を確認し、予想が正解したプレイヤーが賞金ボウルにあるお金を総取りします。もし2人正解者がいた場合は半分にします。割り切れずにあまった分は先に置いたプレイヤーが受け取ります。
ゲームの終了
3ラウンド行い、もっとも所持金が多いプレイヤーの勝利です。同額の場合は勝利を分かち合います。
あー、それもあったな!
単独の答えを書いてしまうとマイナスになってしまうので、いかに他のプレイヤーが書きそうな答えを考えるかがポイントです。
選択肢が多いと、すっかり忘れてしまっていることも多く、他の人の答えを見て「あー、それもあるある」となります。
こういったジャンルのゲームとして賭けがあるのもめずらしいです。賭けが当たれば大きいので、積極的に賭けていきたいところですが、残ったカードはマイナスになってしまうので、賭けてばかりでも上手くいきません。
全員の当たり具合を見ながら、どの辺りでゲームが終わるかを予想するのが面白いです。
今回は4人で遊んでみましたが、なかなか盛り上がりました。ただ、実際にやってみた感じ、テーマによって難易度がだいぶ変わりそうです。あまりに選択肢が多くなってしまうとなかなか一致しなくなるので、ある程度、みんなが一致しそうなテーマの方が盛り上がりそうです。人数が多い方がよさそうですね。
ペンからカードホルダーまで入っている豪華なコンポーネントも特徴の1つです。さらに同じプレイヤーの回答カードでもイラストが異なるのが凝っていますね。