Twitter上で、何がきっかけでボードゲームを始めたかという話題が出ていました。
ただ、そのアンケートはここ2、3年でボードゲームを始めるようになった人が対象だったので、わたしは対象外でした。
せっかくなので、自分のきっかけについても、ここで思い返してみたいと思います。
ボードゲームにはまるきっかけ
小学生のころを思い返せば、人生ゲームやリバーシなどもしていましたが、ここではそれらは除外します。
恐らくボードゲームらしいボードゲームのはじまりは、カタンです。
それも、カプコンから発売された「カタン」です。
当時はカタンがドイツゲームであるということも、もちろん分かっていませんでした。
確かファミ通の記事の一角にカタンが紹介されており、
「お、面白そうなのがあるな」
と感じたのがきっかけです。
カタンの購入
どこで購入したかの記憶が、ちょっと曖昧です。
ただ、近くの店に売っていたという記憶があるので、そこで買ったのかもしれません。
とりあえずコンポーネントを整理して、ルールを読み込みました。
そこまでルールが難解だったということもなく、何となく「こんな感じのゲームなんだろうな」ということは分かりました。
何とか遊べそうな相手を探し、実際に遊んでみることにしました。
どっぷりとはまる
ボードゲームではありがちなことですが、最初はいろいろな部分でルールミスをしていました。
家と家の間の道が1本しかあいていなかったり、盗賊が資源を2人のプレイヤーから同時に取ったりもしていました。
それにしても面白い。
なんなのだ、この面白さは。
何度も連続でプレイし、1日に8時間ほどカタンだけをしていたこともありました。
もともと、いわゆる電源系のゲームはしていましたが、それとは全然違う面白さがありました。
人と面して、ワイワイガヤガヤ話ながら遊ぶというのも新鮮だったのかもしれません。
とにかく夢中でカタンばかりを遊んでいました。
カタンから次へ
さすがに数ヶ月もカタンばかりやっていれば、飽きてもきます。
そこで次のゲームを探すべく、ネットで情報を集めることにしました。
このとき、ボードゲームが盛んな国はドイツであり、カタンもそこで作られたということを知ります。
こんな世界があったのか!
純粋に驚きました。
それからネットの情報をいろいろ調べ、評判がよさそうなもの、面白そうなものをいくつか買い始めます。
「6ニムト」「コロッサルアリーナ」「バトルライン」辺りを購入し、それらを繰り返し遊んでいました。
しかし、カタンほど連続でずっと遊び続けるゲームにはまだ出会えていませんでした。
カタンを越えるもの
ボードゲーム熱はかなり引きました。
積極的に情報を集めたり、新しいゲームを買うということもほとんどなくなりました。
ただ、別にボードゲームを遊ばなくなったというわけではなく、人が集まれば普通に遊んでいました。
「ごきぶりポーカー」などもよく遊んでいました。
あるとき、雑誌をみていると「アグリコラ」の記事を見かけました。
カードがたくさんあり、プレイする度に展開が変わるという点に惹かれ、ネットの通販で予約をしました。
いざ、製品が届いて中を開いてびっくり。
そこには大量のコンポーネントがありました。
羊や猪や牛の形をした木のコマや、小さな丸いコマ。
そして、記事通りの膨大な数のカード。
これらを見ただけで、「こいつはすげえ面白そうだ、ゴクリ……」と感じました。
アグリコラ月間
今考えると、いろいろな条件が整っていたことがよく分かります。
遊ぶためのスペース、遊ぶためのメンバー。
それらが十分に整っていました。
そういうこともあり、土日だけに関わらず、平日までもアグリコラをプレイする日々が続きました。
毎週10時間以上は、やっていたと思います。
大量にあるカードのため、それだけやっても同じ展開にならないということが驚異でした。
同じメンバーで何度もやっていたため、4人プレイで1時間半もかからないサイクルで遊んでいました。
ボードゲームに対するスタンスの変化
以降、ずっとボードゲームに関する情報はチェックし続けています。
そのため、いろいろなサイトで購入するようになりましたし、いくつものボードゲームに関するブログもチェックしています。
アメリカのアマゾンからボードゲームを買ったときは「とうとう自分もここまできたか……」と感慨深かったです。
ちなみに、そのとき、わざわざアメリカから買ったものは、後日、日本語版となって登場しました。
やはり情報源として大きいのはTwitterの存在です。
かなりの人をフォローしているので、だいたいのボードゲームに関する情報はここから手に入れることができます。
また、自分が所有している数も大小合わせれば100くらいはあると思います。
(※注 ボードゲームの世界では100くらい持っているのは珍しくありません)
現時点でボードゲームは主な趣味のひとつですし、今のところ飽きそうな気配もありません。
まだまだしばらくこの趣味は続きそうです。