[ボードゲーム] ミレニア( Millennia: Tracks of Time)紹介
「ミレニア( Millennia: Tracks of Time)」は、プレイヤー自身の文明を築き5000年以上にわたる壮大な歴史を駆け抜ける1~4人用のゲームです。新たな技術を獲得し、7つの異なる発展トラックを進めることで、勝利点を集めていきます。
ミレニア( Millennia: Tracks of Time)について
ゲームボードは両面仕様になっており、どちらを使っても構いません(プレイ人数による使い分けなどはありません)。書物トークンをシャッフルし、ゲームボードの指定された場所にランダムに配置します。
それぞれのトラックにプレイヤーのマーカーを置き、カード類の準備を行います。
初期カードをランダムに配り、スタートプレイヤーやそれぞれの初期資金を決めます。
ゲームは全8ラウンドで、各ラウンドは7つのフェイズで構成されます。
ラウンドの流れ
- ドラフトフェイズ
- 繁栄フェイズ
- 収入フェイズ
- 建築フェイズ
- アクションフェイズ
- 戦争フェイズ
- メンテナンスフェイズ
1.ドラフトフェイズ
ゲームボード左側に並べられた技術カードを獲得するため、ドラフトエリアの空いているマスに自分のマーカーを置きます。その後、即座にその行から好きな技術カードを獲得します。
あるいは特殊アクションのマスにマーカーを配置します。この場合、技術カードは獲得せず、アクションもすぐではなく、後ほど実行します。
2.繁栄フェイズ
所持している技術アイコンが、このラウンドで示されている繁栄カードのペアのいずれかと一致している場合、繁栄トラックを進めます。
2つ以上のペアを満たしていても、トラックは1段階しか進みません。
3.収入フェイズ
ドラフトマーカーに示されている金額と、交易トラックに示されている金額を獲得します。ただし、5金のドラフトボックスはロックされているため、アンロックアイコンを持っていなければ、そこから収入は得られません。
4.建築フェイズ
建築家トークンを持っているプレイヤーから時計回りに手番を行います。
自分の手番では「偉大な建造物」または「建築物」を1つ建築するか、パスするかを選びます。パスした場合は、これ以上建築はできません。
全員がパスをすると建築フェイズは終了です。
5.アクションフェイズ
このフェイズでは順番にアクションをする必要はなく、各自が同時にアクションを実行します。ただし慣れないうちは、1人ずつ行い、正しく実行できているかどうか確認しながらやったほうがいいでしょう。
ゲームボードには18種類のアクションが書かれており、それを任意の順番で好きなだけ行えます。
トラックアクションは技術アイコンの組み合わせによって行います。所持している技術カードや建築物を使い(タップ状態にして)、トラックを進めていきます。
特殊アクションは、ドラフトフェイズでマーカーを置いていれば実行できます。
研究アクションは研究ポイントを消費して行います。
外交アクションを行うと、外交カードを手札に加えることができます。所持している外交カードは任意のタイミングで使用できます。
補助アクションは、必要に応じて何度でも実行することができます。
6.戦争フェイズ
もっとも戦争トラックが低いプレイヤーのマーカーが0になるまで、すべてのプレイヤーのマーカーを同じ数だけ戻します。
ただし、時代8では戦争フェイズは行いません。
7.メンテナンスフェイズ
時代遅れになったカードをすべてゲームから取り除き、次のラウンドの準備を行います。
各処理を行ったら、時代マーカーを進めて次のラウンドを始めます。
ゲームの終了
8ラウンドが終わるとゲーム終了です。
- 繁栄・人口・文化トラック:各トラックで到達した最高VPを獲得
- 影響力・政治トラック:影響力トラックと政治トラックの積に等しいVPを獲得
- 戦争トラック:戦争トラックの位置の2倍のVPを獲得
- 偉大な建造物・黄色の建築物:表示されているVPを獲得
- 外交カード:未使用の外交カード1枚につき3VPを獲得
最終得点計算を行い、もっとも多くのVPを獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。同点の場合、時代1の手番が遅い方がゲームに勝利します。
カードドラフトによる文明発展
今回は2人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで4時間ほどでした。テキスト効果がなく、アイコン表示のため、とにかくアイコンの種類が多いです。基本となる技術アイコンだけで14種類あるため、初回はそれを把握するのが大変です。
ゲームの流れはドラフトによるカード獲得、そのカードを使ってアクションを実行というのがメインです。アクションは14種類のアイコンの組み合わせで行います。
黄色の建築物と偉大な建造物には終了時得点が書かれているため、それを踏まえながらカードを集めていくのがゲームの目的です。
また、カードには有効期間が決められているため、時代が進んでいると使えなくなってしまいます。その辺りもよく考えておかないと、一気にカードがなくなってしまい、そのラウンドはほとんどアクションができないといったことも起こります。
ラウンド開始時に獲得する技術カードは、時代が進んでも効果は同じなので、毎回確認するような手間はありません。ただし建築物や建造物は時代によって異なるため、その都度確認する必要があります。
継続効果をもたらす研究カードや、手札になって即時効果をもたらす外交カードなど、なかなか要素はもりだくさんです。
直接攻撃はないものの、しっかりインタラクションはあります。
たとえば、繁栄するためには指定されたアイコンのペアをそろえる必要があるのですが、相手がどのアイコンが必要かわかっているため、先に獲得することで阻止することができます。そのため、自分の優先度よりも相手への妨害を考えて、カードを獲得するシーンもでてきます。
カードによっては1つのラウンドですぐに使えなくなってしまうものもあるため「ここでこれを取っておきたいが、そうすると次のラウンドはカードが全然ない……」というところも、なかなか悩ましいです。
要素は多いですが、そこまでルールは複雑ではないため、どこを優先するかを集中して考えることができます。一般的な文明発展系のゲームと違い、資源がお金しかないのもわかりやすいです。
とにかくどの技術カードを取るかが非常に悩ましいため、毎ラウンドうんうん唸りながらプレイすることになります。
また、英語ですがソロプレイをサポートしてくれるアプリも用意されているため、ソロプレイが好きな人にもおすすめです。
| タイトル | Millennia: Tracks of Time |
|---|---|
| 発行年 | 2025年 |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 30~120分 |
| デザイナー | Mike Georgiou, Orestis Leontaritis |
| BGGリンク | Millennia: Tracks of Time | BGG |

