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[ボードゲーム] ラ・グランハDX 紹介

ボードゲームのラ・グランハDX
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「ラ・グランハDX」は、2014年に発売された「ラ・グランハ」のデラックス版です。コンポーネントが豪華になっただけでなく、ソロのオートマや12種類の拡張モジュールが含まれています。

ラ・グランハDXの拡張モジュールについて

ボドゲのラグランハDX

ラ・グランハDXには12種類の拡張モジュールが含まれています。

そのうち好きな組み合わせを取り入れることが可能です。

  1. 中間地点
  2. 壊れた屋根
  3. 盛況な町
  4. コルチョネラ(マットレス屋)
  5. 弁護士と無法者
  6. ロバの歌
  7. 大マーカー
  8. 使用人
  9. ラ・グランハの淑女たち
  10. 長距離貿易
  11. 新たな農場カード
  12. 交易ボード
[ボードゲーム] ラ・グランハ(La Granja)をプレイした感想現在ボードゲーム界隈の一部で、大きな注目を浴びているラ・グランハをプレイする機会を得ました。 1,000部限定という貴重なゲームで、ヤ...

1.中間地点

新たなコンポーネントとして中間地点カードが加わります。

中間地点カードは隣り合っているプレイヤーの間に置かれ、そこにも輸送できるようになります。輸送が完了した際、多く置いているプレイヤーに恩恵があるため、プレイヤー間のインタラクションが強まります。

2.壊れた屋根

壊れた屋根タイルが新たな屋根タイルとして追加されます。

何も効果は持ちませんが1銀で購入可能です。そのため、屋根での得点が得やすくなります。

3.盛況な町

収入スペースを差し替えることで、新たなアクション「建設アクション」が加わります。

建設アクションでは、新たな建物を建てたり、建てた建物の効果を発動したりします。また、建物マーカーは市場スペースに配置されるため、エリアコントロールの要素も加わります。

4.コルチョネラ

新たなコンポーネントとして、コルチョネラサイドボードが加わります。

輸送を実行する際に、コルチョネラを選ぶことができます。輸送できる場所は昼寝トラックにより制限されます。輸送を完了すると、そこに描かれた利益を得ます。

5.弁護士と無法者

新たなコンポーネントとして弁護士と無法者ミニボード、灰ダイスが加わります。

ミニボードは弁護士の面と無法者の面の両面仕様になっており、ゲーム開始時にどちらを使用するか決めます。(全員が同じ面を使用します)

弁護士の面では灰ダイスで収入を得る際に、1銀か1勝利点を支払うことで追加利益が得られるようになります。

無法者の面では灰ダイスを得る際に、ペナルティを得るか、1勝利点を失うかを選べます。

弁護士の面ならばゲームが楽に、無法者の面ならばゲームが過酷になります。

6.ロバの歌

新たなコンポーネントとして、ロバの歌タイルが加わります。

昼寝トラックから勝利点を得る際、1銀を支払ってロバの歌タイルを得ることができます。ロバの歌タイルは通常のロバタイルの代わりに使うことができ、これまでにはなかった効果をもたらします。

7.大マーカー

新たなコンポーネントとして大プレイヤーマーカーが加わります。

大マーカーは手押し車や組合建物に輸送できます。組合建物に輸送すると、隣にある組合建物の効果を発動します。

手押し車に輸送すると、大マーカーが市場に置かれ、1個ごとに2勝利点を得ます。また、大マーカーは大マーカーにしか取り除かれません。

8.使用人

新たなコンポーネントとして、労働者コマ、新たなロバタイルが加わります。

収入ダイスを獲得する際、その出目を使って労働者コマが配置できます。

労働者コマを使うことで、市場にあるマーカーを維持しやすくなったり、より簡単に組合建物が利用できるようになったりします。

9.ラ・グランハの淑女たち

新たなコンポーネントとして、ラ・グランハの淑女たちカードが加わります。

カードは6種類で、各プレイヤーに個人能力をもたらします。また、カードによって専用コンポーネントが用意されています。

10.長距離貿易

新たなコンポーネントとして、長距離貿易サイドボードが加わります。

得点計算フェイズ中、お金や収穫物、加工品を長距離貿易サイドボードに送ることができます。これにより余っていた商品を有効活用できるようになります。

11.新たな農場カード

新たな農場カードが60枚加わります。

この中には以前発表されたプロモパックのカードも含まれています。カードの種類が増えるだけなので、難易度はとくに変わりません。

12.交易ボード

新たなコンポーネントとして、交易マーカー、修正マーカー、交易ボードが加わります。

ラウンドごとに1回、ボードに示されている商品を他プレイヤーの交易ボードに送り、勝利点を得ることができます。また、ダイス目を変更する修正マーカーを獲得することもできます。

ソロモード

ボドゲのラグランハDX

自律式ソロ用対戦相手”レオン”と戦うソロモードです。

ロバのレオン農場ボード、ブーロボットカード、ロバ王の挑戦カードとソロ専用のコンポーネントが用意されています。

ソロモードは各拡張モジュールにも対応しています。

ラ・グランハDXを遊んでみた感想

ボドゲのラグランハDX

まず箱の厚さに圧倒されます。

二重のインサートになっており、さながらお節料理のようです。説明書も「ルールブック」「モジュールブック」「農場カード一覧」「ソロモード」で4冊入っています。

今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで3時間ほどでした。1人が初プレイだったため、ルール説明は最初からすべて行っています。

拡張モジュールは「ラ・グランハの淑女たち」「新しい農場ボード」を追加しました。

使用した淑女カードは「アナ」で緑色の独自ダイスが1つ追加されます。独自ダイスはほかのダイスと同じように振られ、同じように獲得することができます。そのため、単純にダイス1個分、多く収入が得られます。

ただカードの選択があまりよくなく、1ラウンドに助力者としてプレイしたカードは結局最後まで効果を発揮しませんでした。

BGAでは何度かプレイしていたものの、実際のコンポーネントを使って遊ぶのは久しぶりです。

やはりコンポーネントが豪華なのは単純に気分がいいです。(その分、かさばりますが)

モジュールについては一通り説明を読んだのですが「3.盛況な町」がだいぶプレイ感を変えそうな気がします。

説明書にも「これはゲームをいくつかの方法で変更する、最も影響力が大きいモジュールです」とあったので、今度試してみたいです。

発売された当時(2014年)は、かなり複雑なルールのように思えましたが、今プレイしてみると、そこまで難しくもありませんね。

ただいろいろなタイミングで効果が発動するので、うっかり忘れがちです。

久しぶりに遊んだら改めて面白かったので、またほかの拡張モジュールも試してみたいです。

拡張モジュールの「弁護士と無法者」はステファン・フェルトが手がけています。

タイトル La Granja: Deluxe Master Set
発行年 2023年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 90~120分
デザイナー Michael Keller (II)
Andreas “ode.” Odendahl
Tony Boydell
Stefan Feld
Kevin Hendranata
Błażej Kubacki
Adam Kwapiński
Andrei Novac
BGGリンク La Granja: Deluxe Master Set | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。