ボードゲーム

[ボードゲーム] ブリュー(BREW)紹介

brew
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ブリュー(BREW)はオリジナルのダイスを使用するダイスプレイスメントです。材料を集めてポーションを作り、クリーチャーを調教して、もっとも多くの勝利点を獲得することを目指します。

ブリュー(BREW)について

ボードゲームのブリュー

村ボード(ゲームボード)は両面仕様になっており、ラウンドごとに裏返します。

アクションスペースになる森カードをプレイ人数に合わせて用意し、山札を作ります。そこから規定枚数をめくり、場に並べます。森カードには置けるダイスのアイコンと得られる効果、その森カードを獲得したときの得点が書かれています。また1つか2つの季節アイコンも描かれています。

ポーションカードをシャッフルし、4枚を引いて表向きにします。

クリーチャーを4つの季節にわけて表向きの山札を作ります。クリーチャーの山札は常に1番上が見えている状態になります。

材料となる食材は、ハーブ・キノコ・クリスタルの3種類です。ほかにオールマイティとして使えるエナジーベリーがあります。

各プレイヤーはキャラクターボードを受け取ります。キャラクターボードは両面仕様で、片面が能力なし、もう片面にはそれぞれ特殊能力が書かれています。さらにキャラクターの色に対応したフォレージダイス4つと全員共通のエレメントダイス(白)2つを受け取ります。

ゲームは全4ラウンドです。

1手番ずつ行い、全員がダイスを使い切ればラウンド終了です。

ラウンド開始時、プレイヤーはすべてのダイスを振ります。ダイス目はラウンド終了時まで変えてはいけません。

手番で行うこと

プレイヤーの手番では以下の3つが順不同で行えます。

  • ダイスの配置(必須)
  • ポーションの醸造(任意)
  • ポーションを飲む(任意)

ダイスの配置

自分のダイスから1つを選び、村ボードか森のスペースに配置します。

森にダイスを置くと、材料を集めたり、クリーチャーを調教したりすることができます。

村に置くと、さまざまな効果が得られます。

ポーションの醸造

ポーションマーケットから1つを選び、コストを支払い、ポーションを醸造します。

醸造したポーションは手札に入ります。所持数に制限はなく、未使用でも使用済みでも同じように勝利点が入ります。

ポーションを飲む

手札にあるポーション1つの効果を発動します。

効果を発動したポーションはキャラクターボードの下に裏向きで置いておきます。

ラウンドの終了

自分の手番開始時にダイスが残っていない場合、そのプレイヤーの手番は終了します。

すべてのプレイヤーの手番が終わるとラウンド終了です。

各森カードのマジョリティを確認し、支配しているプレイヤーがその森カードを獲得します。

それから次のラウンドの準備を行います。

ゲームの終了

4ラウンド目が終わるとゲーム終了です。

最終得点計算を行い、もっとも勝利点の多いプレイヤーがゲームに勝利します。

本質はバチバチのマジョリティ争い

ボドゲのBREW

かわいらしいイラストが特徴のダイスプレイスメントです。

今回は2人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで2時間ほどでした。

キャラクター能力はありで、わたしが使ったLYRICはポーションを醸造する際にエナジーベリー1つを任意の食材2つとして使えます。

相手が使ったLELLOは、エナジーベリー1つを使うとフォレージダイスをほかのダイスの上に配置できます。

ポーションやクリーチャーの能力はアイコンとテキストが併記されています。それほど複雑な効果はないため、1度遊べばだいたいがアイコンだけで理解可能です。

ダイスが6個なので、毎ラウンド6手番かと思いきや、ダイスを手元に戻す効果や連続で2つダイスを置く効果などがあるため、プレイヤーごとに総手番数が変わってきます。

主な得点源は森のため、いかにマジョリティ争いに勝つかがポイントです。

ポーションも争いを激しくするような効果が多く、配置済みのダイスを別のスペースに移動させたり、交換したり、除去したりと最後まで誰が支配できるかわからないようになっています。

また空きスペースを焼き焦がすような効果もあり、いかに多くの森を支配するかに頭を悩ませます。

中立色のエレメントダイスの存在も曲者で、エレメントダイスが1位または1位タイだと誰もマジョリティが取れません。そのため、相手のダイスを減らしたり、エレメントダイスを重ねたりすることで、誰も森を支配できなくなることもあります。

クリーチャーは1枚1点なのですが、森の季節と一致していると3点になるため、しっかりペアを作ることも大切です。

最近のゲームにしてはめずらしく、直接攻撃ありのバチバチのマジョリティ争いが繰り広げられるため、人によって好みがわかれるかもしれません。

相手の残りダイスや獲得したポーションを考えつつ、どうすればマジョリティが取れるかを考えるのは、とても悩ましいです。

ただ、カードやボードに多少言語依存があるため、日本語化したほうがプレイはしやすそうですね。

ふるりん本舗さんで販売中のBREWは日本語化ようのデータがついてきます。また、今なら20%オフで購入できるようです。
BREW | ふるりん本舗
タイトル Brew
発行年 2021年
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 45~90分
デザイナー Stevo Torres
BGGリンク Brew | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。