家庭料理の定番だったカレーライスが食卓に上る機会が減っている。高齢世帯や子どものいない少人数世帯が増え、煮込み料理のカレーは「手間がかかる」と敬遠されているようだ。
(家カレー:減る…洗い物面倒、調理手間 時間短縮タイプも – 毎日新聞)
子供が好きな料理
子供に好きな料理を聞いた場合、恐らく上位にランクインするであろうカレーライス。
最近では、家庭でのカレーライスの量が減っているそうです。
背景にあるのは、やはり家族の人数がどんどん少人数化していること、さらには高齢者の家庭が増えてきていることがあるとか。
家庭料理の定番とも言えるカレーが減っているのは、どこか寂しい気もします。
カレーのルー
ちなみに、このデータはあくまでも、カレーのルーの消費量が減っているというものです。
本格的にスパイスから、カレーを作る人は含まれていないでしょう。
もちろんスパイスから作るような人はごく少数派でしょうが……。
わたしも以前、スパイスからカレーを作ったことがありますが、驚くほどに手間がかかりました。
一からスパイスをそろえ、それなりの種類を準備し、それに材料費を加えると、結局一杯2,000円くらいの計算になってしまいました。
さすがにこれを継続しようとは思いませんでしたね。
その後、何度かそのスパイスを使ってカレーを作ったものの、結局全部使い切ることはできませんでした。
家でのカレーが敬遠される理由
カレーを作る不満の中に、調理に時間がかかるというものがあります。
確かにじっくり煮込むとなると、何時間もかかるのはよくあることです。
どうせ作るならば、それくらいやらないと、と思う人も多いかもしれません。
たまに、わたしはカレーが食べたくなると、一人で食べる用にさっと作ることがあります。
市販のルーの半分を使い、材料はシンプルに豚肉、タマネギ、ニンジン、マッシュルームくらいで作ったり、もっとシンプルに豚肉、タマネギだけで作ることもあります。
しかし、それくらいシンプルに作っても結構な量になってしまいます。
これでは食べ過ぎるなと思い、いろいろルーを探してみると、今ではルーが、かけらごとに分けられているものもあるんですね。
一欠片ずつが包装されているため、これならば少人数分でも簡単に作ることができます。
また、それほど煮込もうとしなければ、割合時間もかかりません。
これならば、作りすぎることもなく、一人でも手軽にカレーを楽しむことができます。
こういう話をしていると、やはり食べたくなりますね。