ボードゲーム

[ボードゲーム] ウィキッド・フォレスト 紹介

wicked forest
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ウィキッド・フォレストは大切な人を助けたい村人として、邪悪な魔女がいる森に立ち入る3~5人用のゲームです。探索カードを1枚ずつめくっていき、「帰る」か「残る」の選択を行います。残り続けることでもらえる穢れの花が増えますが、魔女に2回出遭ってしまうと何ももらうことができません。

ウィキッドフォレストについて

ボドゲのウィキッドフォレスト

各プレイヤーは村人コマと個人ボードを受け取ります。個人ボードにある空きマス分だけ穢れの花を保管することができます。

探索カードを裏向きで9枚配置します。能力結晶タイル(交換結晶タイル・栽培結晶タイル・拡張結晶タイル)をストックとしてタイルトレーに準備します。

ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。

各ラウンドは3つのフェイズに分かれています。

ラウンドの流れ

探索準備フェイズ

栽培結晶タイルを持っているプレイヤーは穢れの花を獲得します。

探索フェイズ

リーダープレイヤーは裏向きで置かれている探索カードを1枚めくります。その後、森にいるプレイヤーは「残る」か「帰る」を選択します。残る場合はコマを握り、帰る場合は握らず、手を閉じた状態から一斉に公開します。

帰るを選択したプレイヤー

その時点で公開されている探索カードに描かれた穢れの花を獲得します。公開されている花の数を合計し、帰る人数で割った数を各自が獲得します。

好きなカードを選んで描かれている色の花を獲得します。同じカードは選ぶことはできませんが、他の人が選んだカードは選択可能です。

獲得した穢れの花は個人ボードのバッグに置きます。バッグのマスを上回ってしまう場合は収まるように残す花を選んで、残りをサプライに戻します。

その後、獲得した穢れの花を使って結晶化を行い、魔力結晶カードか魔力結晶タイルを獲得します。

残るを選択したプレイヤー

リーダーは再び探索カードをめくり、上記の手順を繰り返します。

魔女が描かれたカードが2回めくられてしまった場合は探索失敗で何も獲得せずに探索を終了します。

探索フェイズの終了条件
  • 全員が森から帰る。
  • 魔女が描かれたカードが2枚めくられる。
  • 探索カードが9枚ともめくられる。

探索フェイズが終了したときに、森に残っているのが1人で帰るのに成功した場合、または魔女に2回出遭うことなく探索カードがすべてめくれた場合、森の魔力タイル(3点)を獲得します。

終了フェイズ

めくられた探索カードをすべて捨札にします。その後、再び裏向きの探索カードが9枚になるように補充します。山札がなくなった場合は捨札をシャッフルして新たな山札を作ります。

リーダープレイヤーマーカーを左隣のプレイヤーに渡します。

ゲームの終了

終了フェイズに2回山札がなくなると、次のラウンドが最終ラウンドです。探索フェイズまでを行い、最終得点計算をします。

獲得した魔力結晶カード、能力結晶タイル、森の魔力タイルに描かれた魔力を合計し、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。

拡大再生産チキンレース

ボードゲームのウィキッドフォレスト

独特なテイストのイラストが印象的なゲームです。アートワークは「魔法少女まどか☆マギカ」の異空間設計などで知られる、劇団イヌカレー・泥犬氏が手がけています。

今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで1時間ほどでした。

基本はインカの黄金のようなチキンレースですが、拡大再生産要素があるのがポイントです。

穢れの花は4色あり、タイルやカードを獲得するためには同じ色の花が複数個必要になります。そのため、好きな色に変換できる交換結晶タイルや、ラウンド開始時に収入としてもらえる栽培結晶タイル、バッグに置ける数が増える拡張結晶タイルといった能力を獲得していきます。

能力結晶タイルは先に取るほどコストがかかりますが、その分、得点がついています。後になるとコストは安くなりますが、得点が少なくなってしまいます。得点を重視してコストを多く支払うか、効率を重視して後から一気にタイルを獲得するかで選ぶべき戦略が変わってきます。

勝負の決め手となるのは、どこまで残り、どこで引き返すかの見極めです。

下手に残るより、先に1人で帰った方が多くもらえる場合もあるため、どのタイミングで帰るかが重要になってきます。

今回、わたしは変換重視で交換結晶タイルをどんどん獲得していきました。その後、色を上手く合わせて魔力結晶カードを獲得していきます。そうして迎えた最終ラウンド、まさかの魔女との遭遇で得点の機会を逃してしまいました。終わってから確認してみると9枚中5枚が魔女というハードモードになっていました。

ベースはチキンレースですが、どのタイルを選ぶかに戦略性が求められます。後半になるほど選択肢が増えてくるので、考えどころもしっかりあります。また、最後の1人まで残れると単純に気持ちがいいですね。

目を引くアートワークなので初めての人にも手にとってもらいやすいかもしれません。

この記事はサンプル提供を受けて執筆しました。そのため、実際の製品版とは異なる場合があります。
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。