Kindle Paperwhiteを1ヶ月ほど使用してみたので、その感想を述べていきます。
実際に使ってみて思ったこと
実はこれまでに、kindle3 と kobo を購入したことがあります。
しかし、結局どちらも数日使って、あとはしまったままになっていました。
やはり紙の本がいいなぁという思いと、操作性に多少難があったのが原因です。
そういう経験がありつつも、2013年モデルのkindle paperwhiteを手に入れたわけです。
まず実際に手にしたみた感想は「軽い」ということです。
これならば片手で持っていても苦労しません。
電車などで立ちながら読んでも全然問題がないでしょう。
また画面の発色もよく、読む分には何の抵抗もありません。
もちろんページが切り替わるときに読み込みのラグが発生しますが、気になる長さでもありません。
kindle の大きなメリットとして、アマゾンと直結していることがあります。
たとえば、ネット上で気になる本があり、それを購入すれば、自動でkindle本体にダウンロードしておいてくれます。
(ただし、Wi-Fi環境下である必要があります)
わざわざkindleを立ち上げてから購入するという手間がないため、とりあえず気になった本はどんどん入れておくのも簡単です。
加えて購入した本は、iPhoneやiPad、Androidのアプリでも読むことができます。
さらに日替わりセールや月替わりセールなどもあるので、定価だったら買わないかなぁという本でも手にする機会が増えます。
現在の使い方について
約1ヶ月使った段階で、6冊の本と、2冊のマンガを購入しました。
マンガは字が小さいと、さすがに文字がつぶれてしまうケースがありました。
しかし、文章だけの本ならばまったく問題ありません。
むしろ書籍の紙の質感によっては、こちらの方が読みやすいと感じることもあるくらいです。
今のところ、軽さを活かすために、カバーなどはつけていません。
また、読みやすさを重視して、保護シートも不使用です。
ただし、持ち歩くことを考えて、スリップインケースを購入しました。
ファスナーやポケットなどもついていない、非常にシンプルなものです。
今のところバッグに入れていて、本体が出てくるということもないので、これで十分だと思います。
普段から文庫本を持ち歩く習慣がある人ならば、抵抗なく持ち歩ける大きさ・重さです。
こうすればもっと使いやすいはず
本をよく読む人に共通している悩みとして、スペースの問題があると思います。
一度読んだら十分という人は、すぐに売ってしまってもいいでしょうが、折に触れて読み返したいという人もいるでしょう。
文庫本くらいなら一冊は小さいですが、それでも、さすがに何百、何千冊もなると、占有スペースもかなりの大きさになってきます。
しかし、電子書籍ならばこういう心配もありません。
それは非常に大きなメリットです。
現在、使っていても読む分には特に不満はありません。
バッテリーのもちもいいので、スマホのように毎日充電する必要もないです。
ネックになるのは、ラインナップです。
当然のことながら、すべての本がkindle化されているわけではありません。
ある程度人気がある本であっても、kindle化されていないこともあります。
これが、何とも歯がゆいところ。
いろいろとメリットが多いので、どうせならば、これからは電子書籍中心に買いたいところですが、ないものはどうしようもありません。
また、kindle化されるのが、実際の本の発売日より遅いこともあり、ないと思って実際の本を買ってみたら、何日か後にはkindle化されていたということもあります。
この辺りがもう少し何とかなれば、ほとんどの本はkindleで十分だと思います。
個人的にはデメリットよりもメリットの方が大きく、持っていてよかったと感じるガジェットです。
本好きな人は、一度触ってみることをお勧めします。