仙台に住んでいる人ならば、ほとんどの人が知っているであろう仙台大観音を参拝してきました。
で、でかい。その高さ100メートル
地上高が100メートルというかなりの大きさの白い観音様です。
そのため、ずいぶん遠くからでも、お姿を拝見することができます。
ショッピングモール越しに、見られていると何だかおかしな気分になってきます。
仙台大観音はその中に入ることが出来ます。
その際にお札代として、500円かかります。
1階には三十三観音と十二神将が居られます。
三十三観音とは、観音様がその願いに応じて三十三の姿になって現れたお姿です。
また、十二神将は干支にちなんでおり、それぞれに神将が居られます。
ちなみに今年の干支である午年は、珊底羅(さんていら)大将です。
いざ12階へ
1階から2階までは階段ですが、2階から12階まではエレベーターがあります。
とりあえず、それに乗り最上階へ。
さすがに100メートルという高さもあり、見晴らしは非常にいいです。
天気も良かったため、市内が一望できました。
遠くには太平洋も見えます。
ただ、風が強かったこともあり、「びゅうびゅう」という音がまるで何かの悲鳴のようでした。
そこから階段で降りる
行くときはエレベーターでしたが、帰りは階段です。
観音様の体内には、百八体の仏がいらっしゃいます。
百八というのはいわゆる煩悩の数で、それを打ち払うために百八体いらっしゃるようです。
もちろんすべてが違う仏様で、形も名前も違います。
以前、2013年印象に残ったマンガで紹介した仏像のまちというマンガがあります。
タイトルの通り、仏像がキャラクターとして出てくるのですが、その中で描かれている仏像たちもありました。
「あー、実際はこんな感じなんだな」と妙に感慨深かったです。
愛染明王の顔はやはり怖かったです(笑)
らせん状になっている階段を降りながら、百八体の仏様を参拝していきます。
参拝の際は防寒対策を
仏像というのは、それぞれに役割があり、なかなか興味深いです。
十一面観音のように、かなりインパクトがある仏像も多いです。
ちなみに十一面観音は11個顔があります。
ひとつひとつの説明を読んでいるだけで、いろいろと仏教のことが分かります。
ただし、冬期期間は防寒対策をしっかりしておいた方がいいです。
というのも、観音様の中には暖房がありません。
そのため、外よりは多少マシというくらいで、かなり寒いです。
あまりに寒いと参拝にも集中できないので、しっかり着込んでいった方がいいですね。