死者の日の祝祭はヒントの単語から人物名を当てる4~8人用のゲームです。最初は人物名から単語を考えるのですが、次の人はその単語から、また別の単語を考えます。それを繰り返して、最後の単語から人物名を当てることが目的です。
死者の日の祝祭について
各プレイヤーにドクロボードと解答ボード、マーカーを配ります。
各プレイヤーは人物カードの山札から1枚ずつ引いて、自分だけで中身を確認します。その後、ドクロボードの中央に答えとして人物名を書いておきます。上から隠せるようになっているため、めくらない限り、答えは見えません。
人物名を書いたならば、そこから連想される単語1つを書いて、ドクロボードに書き、歯を1本塗りつぶします。これにより、今何回目の解答かが分かります。
書き終わったら左隣のプレイヤーにボードを渡します。
ボードを受け取り、単語を確認したならば、それを消します。そして、その単語から連想される別な単語を書き込み、また歯を1本塗りつぶします。
これを繰り返し4本すべての歯が塗りつぶされると終了です。
全員のドクロボードを集めてシャッフルします。
番号カードを並べて、それぞれの下にドクロボードを置いていきます。
その後、最初に引いた人物カードを回収し、さらに山札からダミーのカードを加えてシャッフルし、表向きで並べます。
予想と解答
各プレイヤーは並んでいる人物カードとドクロボードに書かれた単語を見比べて、何番がどれなのかを予想し、手元の解答ボードに書き込みます。
全員が書いたならば、1枚ずつドクロボードをめくっていき、答えを確認します。
死者の日の祝祭は、協力ゲームなので勝敗はありません。また、明確な成功や失敗などもないため、プレイ自体を楽しむゲームになっています。
この単語どれ?
明らかにそれっぽい単語があれば、まったく見当がつかないような単語もあるため、すべてを当てるのはちょっと難しいです。
今回は4人で2回遊び、ルール説明からプレイ終了まで20分ほどでした。
亡くなった人物に思いを馳せるテーマですが、中には明らかに人間じゃないものも混ざっています。
ネタバレになってしまいますが、わたしが引いたのは「ヤマタノオロチ」でした。てっきり人物名が書いてあると思っていたため確認したときは少し驚きました。
ルール上は、最後に公開された単語から推測するわけですが、実際は最初に回ってきた単語が大きなヒントになります。最初の単語は人物名から直接連想されたものなので、覚えておくとかなり有利です。
死者の日の祝祭には上級ルールも用意されています。上級ルールでは最初に各単語に対して、さまざまな制限が加わります。(「○から始まる」「場所」など。)
通常ルールが簡単すぎる場合は、こちらのルールを採用してみるのもいいかもしれません。
タイトル | Fiesta de los Muertos |
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発行年 | 2019年 |
プレイ人数 | 4~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | Antonin Boccara |
BGGリンク | Fiesta de los Muertos | BGG |