[ボードゲーム] フロマージュ 紹介
「フロマージュ」は20世紀初頭のフランスの小さな町を舞台にした1~4人用のゲームです。プレイヤーはチーズ職人として、お店やお祭りなどにチーズを出荷していきます。プレイヤーごとの手番がなく、すべてのプレイヤーが同時にワーカーを配置するのが特徴です。
フロマージュについて
各プレイヤーは個人ボードとワーカー3つを受け取ります。ワーカーは青・黄・白の3種類で、それぞれ作れるチーズが決まっています。また、ワーカーは三角形(チーズ型)になっており、場所によって配置する向きが変わります。
ゲームボードは円形になっており、内側は資源を獲得するエリア、外側はチーズを製造するエリアとなっています。
ゲームボードは4分割されており、手番では自分の目の前にあるエリアだけにワーカーを配置可能です。そのため、全員が同じタイミングでワーカーを配置することになります。
資源のエリアには数字が書かれており、その数だけ資源(カード・果物・家畜・建物の4種類)がもらえます。ただし、多ければ多いほどワーカーが手元に戻るのが遅くなります。
チーズを製造するエリアは、場所によって得点方法が異なります。たとえばフェスティバルならば縦横でつながっている数、村では区画ごとのマジョリティを競います。またチーズによっては果物が必要になる場合があります。その場合は果物がなければ配置できません。
個人ボード上部には建物が描かれており、コストを支払うことで効果が発動します。建物の効果もさまざまで、そこがアクションエリアになるもの、追加で資源がもらえるもの、ゲーム終了時の得点を決めるものなど、いろいろあります。どの建物から建てていっても構いません。
カードは描かれたものと一致するチーズを作ることで達成ができます。ゲーム終了時、達成したカードの枚数によって得点が決まります。
それぞれがワーカーを配置し終えたならばゲームボードを90度回転させ、次のエリアで手番を行います。
これを繰り返し、いずれかのプレイヤーが手元のすべてのチーズを配置すると、そこでゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。
資源の使い道
4種類の資源には、以下の使い道があります。
| 家畜 | 2・3・4・5個使用することで、指定のエリアにチーズを置けます。ただし、それぞれ1回ずつしか使えません。 |
|---|---|
| 果物 | 特定のチーズを作る際に必要です。果物は用途によって2種類に加工され、ゲーム終了時にそのかけ算で得点が入ります。 |
| 建物 | 建物の効果を発動させるコストとして使用します。 |
| カード | 描かれたチーズを作ることで注文が達成できます。達成した枚数によってゲーム終了時に得点が入ります。 |
サクサク進むワーカープレイスメント
ワーカープレイスメントは1ワーカーずつ配置することが多いため、プレイ人数が増えるほど、時間もかかりがちです。しかし、フロマージュの場合は、全員が同時に配置するため、プレイ人数が増えてもほとんど時間が変わりません。
今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで90分ほどでした。
手番では資源獲得に1つ、チーズ製造に1つと最大2つのワーカーが配置できます。ただし、すべて戻ってくるタイミングが異なるため、場合によっては1つもワーカーが配置できない手番も出てきます。
そのため、戻ってくるタイミングを考えつつ、ワーカーを配置する必要があります。
基本的には効果が強力なほどワーカーが戻ってくるタイミングが遅くなるため、強いところばかり狙っていると、どんどんワーカーを配置する機会が失われていくことになります。よく考えて配置しないと「このアクションがしたいのにワーカーがない」ということも、よく起こります。
エリアごとに得点計算が異なるところも独特で、すべてで1位を取るのは難しいため、ある程度妥協しつつ、高得点を目指す必要があります。
テキストは建物にあるくらいで、言語依存度はあまり高くありません。また、建物の効果はほとんどアイコンで理解可能です。
同時進行のため、ほとんどダウンタイムも発生せず、サクサクゲームを進めることができます。適度に悩ましさもあるため、1時間程度の中量級ゲームを探している人にもおすすめです。
建物タイルをドラフトするルールもあります。このルールでは、ゲーム開始時に獲得したタイルを好きなところに上書きできるため、また違った展開が楽しめます。
| タイトル | Fromage |
|---|---|
| 発行年 | 2024年 |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 30~45分 |
| デザイナー | Matthew O’Malley, Ben Rosset |
| BGGリンク | Fromage | BGG |


