ボードゲーム

【2022年度版】オススメのドラフトゲーム 15選

ドラフト
[PR]記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回はドラフトゲームの特集です。1つを選んで残りを隣に渡す「ブースタードラフト」、すべてを並べてその中から順番に選んでいく「ロチェスター・ドラフト」と種類がありますが、この記事ではどちらからもピックアップしています。

おすすめのドラフトゲーム

あやつり人形

ボードゲームのあやつり人形

キャラクターカードをドラフトして、順番にアクションを実行していきます。他のプレイヤーへの攻撃要素があるのですが、キャラクター名を指名するのが特徴です。

プレイヤーではなく、キャラクターを指名するため、誰も選んでいなければアクションは実行されません。

いくつかの日本語版が出ており、20年以上前のゲームにも関わらず、根強い人気があります。
プレイ人数 2~8人
プレイ時間 20~60分
発売年 2000年

あやつり人形 紹介

世界の七不思議

世界の七不思議

ゲームの一部分でしかなかったドラフトをメインに据えることに成功した革新的作品です。世界の七不思議以降、さまざまなドラフトゲームが発売されることになります。

拡張がたくさん出ており、近年、デザインを一新した第2版も発売されました。ドラフトに抵抗がなければ、一度は遊んでおきたい作品です。

大胆なアレンジを加えた2人用の「世界の七不思議デュエル」もとても人気があります。
プレイ人数 2~7人
プレイ時間 30分
発売年 2010年

世界の七不思議 紹介

十二季節の魔法使い

ボードゲームの十二季節の魔法使い

ドラフトを行って初期手札を決めたならば、後々のラウンドで使うために3枚ずつに分けます。さらにゲーム進行もダイスドラフトで行うという、ドラフトづくしのゲームです。

テキスト効果が満載なので、慣れるまでは読み込むだけで時間がかかります。TCGが好きな人ならば間違いなくハマるゲームです。

拡張を入れることでカードの種類が増えるだけでなく、個人能力も加わります。
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 60分
発売年 2012年

十二季節の魔法使い 紹介

スシゴー!

カードゲームのスシゴー

にぎりやのり巻き、刺身などが描かれたカードでドラフトを行います。カードごとに得点方法が異なるため、誰が何を集めているのか目を光らせる必要があります。

絵柄がかわいらしく、ルールもシンプルなのでドラフトゲームの入門としてもちょうどいいです。

スシゴーパーティーはゲームごとに登場するカードを変えることができるため、さらにリプレイ性が高くなっています。
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 15分
発売年 2013年

すしゴー! 紹介

ふたつの街の物語

ふたつの街の物語

タイルでドラフトを行うのですが、隣のプレイヤーと協力して街を作り上げます。右隣と左隣とそれぞれタイルを共有しており、4×4の街を完成させるとゲーム終了です。

各自が2つの街を完成させることになりますが、得点になるのは低いほうの街です。そのため、協力ゲームでありつつも、勝者は1人というめずらしいゲームになっています。

必ず他のプレイヤーと協力することになるため、初めてでも遊びやすいです。同時進行なので人数が増えてもプレイ時間は変わりません。
プレイ人数 1~7人
プレイ時間 25分
発売年 2015年

ふたつの街の物語 紹介

トレジャーハンター

ボードゲームのトレジャーハンター

ドラフトしたカードで遺跡に挑みます。各色に対して、最大値のプレイヤーと最小値のプレイヤーがタイルを獲得します。失点になるいらないタイルもあるため、上手く数値を調整して、欲しいタイルだけを集めます。

3色の最小・最大を目指すのが基本のため、やることがわかりやすいです。さまざまな特殊効果も用意されているため、プレイヤー間での読み合いも発生します。

ルールがわかりやすく、アイコン表示のため、初回でも問題なく遊べます。
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 40分
発売年 2015年

トレジャーハンター 紹介

フィールド・オブ・グリーン

フィールドオブグリーン

脱サラした農家として、政府の援助を受けながら自分の農場を発展させていくゲームです。種類ごとに山札がわかれているのですが、どこから引くかを自由に選べます。そうして引いた6枚でドラフトを行います。

カードの配置にコストがかかったり、給水塔との位置関係を考えたりと、考えることが多いです。また、さまざまな条件を満たすことで特殊効果が発動したり、得点が上がったりするため、パズル要素もあります。

1プレイが短いため、繰り返し遊びやすいです。ただし、かなりの場所を取るので注意が必要です。
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 45分
発売年 2016年

フィールドオブグリーン 紹介

ペーパーテイルズ

ペーパーテイルズ

ドラフトによってユニットを雇用し、建物を建てて、自分の王国を作り上げていきます。「経年」という特徴があり、配置されたユニットはラウンドが経過すると取り除かれてしまいます。

いくら強力なユニットでも残り続けることはできないため、一方的な展開になりづらくなっています。

ほとんどのカードがアイコン表示なので、初めてでもわかりやすいです。ラウンドごとに配置を考え直さなければならないのが悩ましいです。
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 30分
発売年 2017年

ペーパーテイルズ 紹介

キーフロウ

ボードゲームのキーフロウ

名作「キーフラワー」のカードゲーム版です。登場する要素がほぼ同じのため、キーフラワーの経験があれば、スムーズに理解できます。

キーフラワーでやっていた競りとアクションをドラフトで行うため、だいぶ軽いプレイ感になっています。それでいながら、悩ましさはしっかり残っており、いろいろなやり方を試したくなります。

キーフラワーだとちょっと重いと感じる人にぴったりの仕上がりになっています。
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 45~75分
発売年 2018年

キーフロウ

ネオム

ボドゲのネオム

カードではなくタイルでドラフトを行い、都市を建設していきます。個人ボードに獲得したタイルを配置していくのですが、どこに何を配置するかで得点が大きく変わってきます。

他のプレイヤー全員にダメージを与える「災害」も特徴のひとつです。

資源が17種類も登場するため、考えることは多いです。両隣だけでなく、すべてのプレイヤーから資源を買えるため、周り全体をよく見ておく必要があります。
プレイ人数 1~5人
プレイ時間 45分
発売年 2018年

ネオム 紹介

イッツアワンダフルワールド

ボードゲームのイッツアワンダフルワールド

近未来帝国の指導者となり、自国を発展させていくゲームです。ドラフトして獲得したカードを建物か資源かのどちらかで使用します。建物を建てていくたびに産出される資源が増えていくため手軽に拡大再生産が楽しめます。

拡張が入ることで得点のバリエーションが増えるため、さまざまな方針で進めることが可能になります。

「世界の七不思議」に続く、新しいドラフトゲームの定番になりつつあります。こちらも2人用ゲームである「イッツアワンダフルキングダム」が出ています。
プレイ人数 1~5人
プレイ時間 30~60分
発売年 2019年

世界の七不思議とイッツアワンダフルワールドの比較

アイル・オブ・キャッツ

ボドゲの猫島

猫の島からできるだけ多くの猫を救出します。ドラフトを行ってから、どのカードを残すかを決め、その分だけコストを支払います。プレイではカードの一斉公開を行い、合計値順に猫の救出を行っていきます。

救出した猫は個人ボードに配置するのですが、ここにパズル要素があります。タイルを置くと宝物がもらえたり、置かないと減点になったりするマスがあるため、よく考えてタイルを獲得しなければなりません。

さまざまなテキスト効果にドラフト、パズルと要素が多いため、遊び応えも十分です。
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 60~90分
発売年 2019年

アイルオブキャッツ 紹介

ハダラ

ボードゲームのハダラ

3つの時代にわたって自分の文明を発展させていくゲームです。カードを購入することで個人ボードのパラメーターを調整していきます。

山札から2枚を引き、1枚を手札に、もう1枚を捨て札にします。次のフェイズでは先ほどみんなが捨てたカードを取り合うという独特なドラフトを行います。

カードはほぼ数字のみなので、かなりわかりやすいです。また、必ず全5類のカードを手に入れる機会があるため、運要素が軽減されています。
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 45~60分
発売年 2019年

ハダラ 紹介

カーニバル・モンスターズ

ボードゲームのカーニバルモンスターズ

マジック・ザ・ギャザリングを手がけたリチャード・ガーフィールドの作品です。さまざまなモンスターが登場するのですが、戦うわけではなく、怪物園を作るというめずらしいテーマになっています。

土地を配置してからモンスターをプレイというマジックを遊んだことがある人にはおなじみのシステムです。一部のモンスターには危険度が設定されており、それが一定数を越えてしまうと罰金が発生します。

危険度判定はダイスで行うため運要素が高いですが、ここが盛り上がるポイントでもあります。同じモンスターであってもイラストが少し違うところにこだわりを感じます。
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 45分
発売年 2019年

カーニバルモンスターズ 紹介

ワーリング・ウィッチクラフト

ボドゲのワーリングウィッチクラフト

左隣からもらった素材を使って調合を行い、できたものを右隣に渡します。受け取ったものが倉庫に入りきらなくなると相手の得点になる、落ちものパズルのようなゲームです。

個性カードによって個人能力がつくため、それによってもプレイの方針が変わってきます。

やることがわかりやすく、1プレイも短いです。新たなドラフトゲームの定番として広まっていきそうな作品です。
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 15~30分
発売年 2021年

ワーリング・ウィッチクラフト 紹介

さまざまなドラフトを楽しむ

主なドラフトゲームを年代順に並べてみました。

ドラフトをメインにしたボードゲームといえば、「世界の七不思議」が定番のひとつです。もう少し古参のプレイヤーだと「あやつり人形」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

最近では「イッツアワンダフルワールド」が「世界の七不思議」に取って代わりそうな雰囲気もありますね。

2022年に日本語版が発売予定の「ワーリング・ウィッチクラフト」も新定番になっていきそうな予感がします。

ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。