ボードゲーム

[ボードゲーム] ワーリング・ウィッチクラフト 紹介

ワーリング・ウィッチクラフト
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ワーリング・ウィッチクラフトは、魔女として魔法を作り出す2~5人用のゲームです。左隣からもらった素材で新たな素材を作りだし、それを右隣に渡します。相手が持ちきれなくなった素材が自分の得点になります。

ワーリング・ウィッチクラフト(Whirling Witchcraft)について

ボードゲームのワーリングウィッチクラフト

各プレイヤーは個人ボードを受け取ります。個人ボードはデザインが異なるだけで、能力に差はありません。魔女の輪と作業台が描かれています。

さらに、個性カードを2枚受け取り、そのうち1枚を選びます。これにより能力と初期資源が決まります。また、手札としてレシピカードを4枚ずつ受け取ります。

その他に、大鍋とリファレンスカード、アルカナカードを受け取ります。

ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。
各ラウンドは2つのフェイズに分かれています。

ラウンドの流れ

各ラウンドは「研究フェイズ」と「醸造フェイズ」に分かれています。

研究フェイズ

研究フェイズでは3つのステップを順番に行います。

  1. レシピカードのプレイ
  2. レシピの公開
  3. アルカナの解決

レシピカードには「アルカナ」「必要な材料」「指示記号」「生産される素材」が書かれています。

4枚の中から好きなカードを1枚選択します。

プレイしたレシピカードにより、アルカナのゲージが進み、偶数になるごとに特殊効果が発動します。

レシピカードの中には、どちらの向きでも利用可能なものがあります。ただし、プレイする際にどちらの向きで使用するか決めなければなりません。一度公開したレシピカードは回転することはできません。

醸造フェイズ

醸造フェイズでは4つのステップを順番に行います。

  1. 素材の生産
  2. 大釜のパス
  3. 勝者の確認
  4. レシピカードのパス

これまでにプレイしたレシピカードを使って、素材の生産を行います。レシピカードは好きな順番で使うことができます。ただし、一部だけを埋めるような置き方は不可です。

生産したすべての素材を大釜に置きます。その後、大釜を右隣のプレイヤーに渡します。受け取った素材を個人ボードの作業台のスペースに置きます。

このとき、置ききれなかった素材は、大釜を渡したプレイヤーの魔女の輪の中に置きます。

魔女の輪の中に5つ以上の素材が入っているプレイヤーがいれば、そのプレイヤーの勝利です。

勝者がいない場合、残ったレシピカードを左隣のプレイヤーに渡します。その後、山札からカードを引き、手札を4枚にして新たなラウンドを始めます。

勝者が決まるまでラウンドを繰り返します。

落ちものパズルのようなドラフトゲーム

ボドゲのワーリングウィッチクラフト

レシピを上手く使いながら、隣の人にどんどん素材を押しつけていく、ぷよぷよやテトリスのようなゲームです。相手が持ちきれなくなってあふれると、自分の得点になります。

今回は5人でプレイして、ルール説明からゲーム終了まで30分ほどでした。同時進行のため、プレイ人数が増えてもほとんどプレイ時間は変わらなそうです。

5色のキューブを使って、拡大再生産を行っていきます。レシピはどんどん増えていくため、生産できる数も多くなっていきます。

レシピはアイコン表示のため、わかりやすいです。複雑な効果などはなく、「○を△に変換」しかありません。個数が非対称のものが多いため、素材を増やしていくことも、減らしていくこともできます。

また、レシピカードのドラフトもあるため、どのカードを渡すかにも気を配らなければなりません。相手のレシピを確認することで、次に来る素材が予想できるため、それを踏まえたレシピを選ぶ必要があります。

やることがわかりやすく、目的もはっきりしているため、万人にウケそうなゲームです。個性カードにより、プレイヤーごとに異なる特殊能力がつくため、繰り返し遊びたくなる魅力があります。

2022年にケンビルさんから日本語版が発売予定です。

タイトル Whirling Witchcraft
発行年 2021年
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 15~30分
デザイナー Erik Andersson Sundén
BGGリンク Whirling Witchcraft | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。