キャプテン・リノは、折り曲げたカードを柱としてどんどん重ねていき、手札をなくすことを目指す2~5人用のバランスゲームです。重ねられたカードにより、特殊効果が発動して手札の数が増減したり、順番が変わったりします。カードサイズを大きくした巨大版も発売しています。
キャプテンリノについて
土台のカードをテーブルの中央に置きます。屋根カードをシャッフルして、各自に5枚ずつ配ります。あまった屋根カードは山札として置いておきます。その他にキャプテン・リノのコマがあります。
手番では手札から屋根カードを選んで置いていきます。
ただし、その前に1枚か2枚の壁カードを建てなければなりません。何枚のカードをどのように置くかは、カードに線が書かれています。それに従って屋根カードが置ければ次の人の手番です。
いくつかのカードには特殊効果があります。
これにより、手番順が逆になったり、次の手番の人が飛ばされたり、キャプテン・リノコマを移動させたりします。キャプテン・リノの移動により、重心が変わるのでマンションがいろんな方向に傾きます。
ゲームの終了条件は以下の3つです。
- 誰かがすべての屋根カードを置ききった。
⇒その人の勝利です。 - マンションが倒壊してしまった。
⇒壊した人が負けで、手札がもっとも少ない人が勝ちです。 - 壁カードをすべて使用した。
⇒全員が勝利します。
カードが積み重なっていく様は見た目にも楽しい
折ったカードの上に、さらにカードを重ねて、どんどん高くしていくので見た目にも分かりやすいルールです。崩したら負けというのも一目瞭然ですね。バランスゲームの定番ともいえる作品です。
わざとバランスの悪い置き方をして次の人を困らせたり、ズレを上手く調整したりと、手番がくるたびにバランス感覚が問われます。
ゲームに慣れてくると、みんななかなか倒さなくなるため、全部建てきってしまうこともめずらしくありません。
巨大サイズ版は高さ3メートルにもなるので、何かしらの台がないと遊べないですね。