ファクトリーファンナーは、工場に六角形のタイルを配置していき、効率的な工場ラインを作り上げる1~5人用のゲームです。赤、青、黄、緑、4種類の出力に対して、矛盾が生じないようにタイルをつなげていきます。
ファクトリーファンナーについて
各プレイヤーは個人ボードを受け取ります。ボードは両面仕様になっています。4色のサプライタンクを規定の場所に置きます。
マシンタイルをよく混ぜて、各プレイヤーに8枚ずつ、裏向きに配ります。コネクター、ブラックタンク、透明チップはストックとしてまとめて置いておきます。
ゲームは全8ラウンドです。
各ラウンドは2つのパートで構成されます。
ラウンドの流れ
パート1:マシンの選択
全員が同時に手番を行います。
任意のプレイヤーがカウントダウンを行い、「3、2、1、ターン」のかけ声と同時に、自分の1番上のマシンタイルを表にして、テーブル中央に置きます。
次にタイルを表にしたのとは逆の手で、公開されているタイルのうち、いずれか1枚を取ります。
パート2:マシンの接続
全員が同時に手番を行います。
ルールに従って、個人ボードにマシンタイルを配置します。マシンとタンクの間にはコネクタをつなげることができます。
新しいマシンを配置するのは無料ですが、タンクやコネクタを配置したり、タイルの位置を変更・回転する場合には、お金がかかります。
収入
個人ボードに配置したタイルの数字の合計を収入として獲得します。
ゲームの終了
8ラウンドが終わるとゲーム終了です。
もっとも所持金が多いプレイヤーの勝利です。
リアルタイムタイル配置
早い者勝ちでタイルを獲得して、それを上手く個人ボードに配置していくゲームです。
マシンタイルには数字と点が描かれています。数字が生成される出力、点は必要な入力数を表しています。それぞれの数字を見比べながら矛盾がないようにタイルを配置していきます。
ただし、このタイルの形状が一筋縄ではいかないものばかりで、複数の色の入力や出力が混ざっているため、上手くつなげるのはなかなか難しいです。
また、4色をバランスよく置こうとすると、たくさんのコネクターが必要になり、その分コストがかかってしまいます。
各タイルには収入も描かれているのですが、位置によっては配置しても全然お金にならないこともよくあります。
なかなかクセがあるゲームで、万人向けではないかなという印象でした。さまざまな要素を考えつつ、パズル的にタイルを配置するのが好きな人だと楽しめるかもしれません。
タイトル | Factory Funner |
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発行年 | 2016年 |
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 20~40分 |
デザイナー | Corné van Moorsel |
BGGリンク | Factory Funner | BGG |