ボードゲーム

[ボードゲーム] ネオム(NEOM)紹介

NEOM
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ネオム(NEOM)は、タイルをドラフトして、個人ボードに配置し、都市を建設していく1~5人用のゲームです。3世代にわたって建築を行い、もっとも多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。

ネオム(NEOM)について

ボードゲームのネオム

各プレイヤーに都市ボード(個人ボード)と初期資金を配ります。都市ボードはマス数はすべて同じですが、算出する初期資源が異なります。

最初に基盤タイルのドラフトを行います。基盤タイルには、さまざまな特殊効果があり、通常の世代タイルを置く代わりに、個人ボードに配置することができます。

ゲームは第1~第3世代まであり、それぞれ使用するタイルが異なります。

プレイの流れ

手番では以下の3ステップを行います。

  1. タイル1枚の選択
  2. 1アクションの実行
  3. タイルの受け渡し

1.タイル1枚の選択

タイルを1枚選んで裏向きで手元に置いておきます。全員が選んだならば、一斉に公開して都市ボードに配置します。

タイルには「必要条件」「タイルの種類」「効果」「勝利点」「道路の接続部」といった情報が描かれています。

2.1アクションの実行

以下の3つのうち、いずれか1つを実行します。

  • 選んだタイルの配置
  • 基盤タイル1枚の配置
  • タイルの売却

タイルを配置するためには条件を満たしている必要があります。対応する資源がない場合は他のプレイヤーから購入することができます。

基盤タイルを配置する場合は、選んだ世代タイルは捨てます。

タイルを売却する場合は、世代に関わらず5金を獲得します。

タイルの中には災害を引き起こすものがあります。このようなタイルはプレイした人以外の全員に対して効果があります。

3.タイルの受け渡し

残ったタイルすべてを右隣のプレイヤーに渡します。

タイルは世代ごとに8枚ずつ配られますが、最後の1枚は使いません。

世代の終了:収入

7ターンを行うと世代終了です。

配置したタイルの収入アイコンに応じてお金を獲得します。

ゲームの終了

3世代が終わるとゲーム終了です。

最終得点計算を行い、もっとも勝利点が多いプレイヤーの勝利です。

タイルドラフトの都市開発

ボドゲのネオム

世界の七不思議やイッツアワンダフルワールドのようにドラフトを行って、都市を発展させていきます。資源の扱いは、世界の七不思議と同じように持ってさえいれば、その資源を産出していることになります。そのため、他のプレイヤーに買われても減ることはありません。

今回は5人でプレイして、ルール説明からゲーム終了まで1時間ほどでした。同時進行のため、人数が増えてもプレイ時間はほとんど変わらなそうです。

タイルにはそれぞれ道路があり、中央からつながっている必要があります。また、正方向でしか配置できないため、上手くつなげていくためにはパズル的な思考が要求されます。

住宅は固めておくと得点が増えたり、公害を出すタイルは住宅の得点を下げたりと、どこに何を配置するかもよく考えなければなりません。ただ、同じ種類のタイルは上書き可能なので、リカバリーが可能になっています。

資源の種類がかなり多く、原料が6種類、加工品が8種類、高級品が3種類と、全部と17種類もあります。

ネオムでは資源は両隣だけでなく、すべてのプレイヤーから買うことができます。ただし、自分の席から遠くなるごとに追加コストが必要です。また、資源自体も得点になるため、さまざまな資源を作って、他のプレイヤーに買ってもらうやり方もできます。

災害もこのゲームの特徴の1つで、プレイした人はタイルが配置できないものの、他全員にダメージを与えることができます。世代ごとに災害が決まっているのですが、基本的にはタイルの種類ごとにお金が必要で、それが払えない場合は、タイルが取り除かれてしまいます。

ちなみに今回のゲームでは第1世代、第2世代では災害が起きませんでした。しかし、最後の世代で災害が発生し、何人かが大ダメージを受けていました。この辺のインタラクションもなかなか面白いです。

言語依存はタイル名といくつかの特殊効果くらいにしかないのですが、効果のアイコンが若干分かりづらいため、各自でタイル一覧を持っていた方が遊びやすいです。

ドラフト+タイル配置というお馴染みのシステムなので、万人にウケそうなゲームです。

タイトル NEOM
発行年 2018年
プレイ人数 1~5人
プレイ時間 45分
デザイナー Paul Sottosanti
BGGリンク NEOM | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。